私→裕美さん:折原一含めた小説、ゲーム、アメーバピグピグとも
裕美さん→私:洋服、お化粧、お料理、アメーバピグピグとも を紙に書いた。
「これでいいですよね?」私は書いたものを裕美さんに渡す。
「うん、これでいいよ。何だか楽しみだね。これからしーちゃんに満足してもらうためにも早く退院したいな」
「我慢してください。先生から1週間って言われたんですから、診断はきちんと守らないといけません」
「わかってる。診断は守ります。でも、することが見つかるのっていいことだね」
「そうですね。何かワクワクします」
「あー、楽しかった。あ、もう23時か。そろそろ寝ようか?」
「トイレは?」
「大丈夫」
「一緒に寝てもいいんですか?狭いですよ」
「いいの、しーちゃんがいないと寂しくなる。狭くても一緒なら構いません。一緒に寝よ」
「わかりました」横になると裕美さん枕近づけてくれた。「ありがとうございます。これでゆっくり眠れます。けど、裕美さんは?」
「私も眠れるよ。しょこたんが一緒だから」そうしてまた私にくっついてくる。私はもう目の前にある裕美さんの顔をじっと見ながら裕美さんの頬にそっと触れ、
「いいですか、これからは私の言う通りにしてください」裕美さんはこっくりと頷いて、
「うん、わかった」私は裕美さんの横に寝る。枕も半分使わせてもらう。私は裕美さんの頬を撫でながら、
「裕美さん、これから私たちの思い出作ろうと思います。私は裕美さんの彼氏に選ばれたので、これからは男みたいな言い方します。あ、今は出だしなのでいつもの私ですけど。ということでいいですか?」
「いいよ。あなたが私の彼氏みたいな言い方で滅茶苦茶にしてください」
「・・・じゃ、裕美、あ、ごめんなさい、彼氏なら呼び捨てがいいと思うので。いいですか?」
「いいよ、呼び捨てで。じゃないとムード出ないしね。続けて」
「裕美、好きだ。これからは俺の言うこと何でも聞いて欲しい」
「わかりました。何でも言うこと聞きます」
「じゃ目を瞑ってくれ」
「はい。瞑ります」目を閉じた裕美さんに軽くキスした。一瞬唇が触れただけのキスだった。
「綺麗だ、裕美。目を開けてもいい」すぐ間近にいる裕美さんが目を開けてじっと私を見つめてる。どことなくたじろぐ私がいる。
「裕美、お前はいい匂いしてる。お前の身体から出てくるその匂い嗅ぐだけで気持ちいい」
「私もです。あなたの匂いは気持ちいい。安らかで安心できる匂いっていうのかな、私もあなたの匂い嗅ぐだけで落ち着きます」
「そうか、裕美」
「はい」
「次はどうして欲しい?」
「ディープキスしてください」真っすぐな視線に戸惑いを隠せない。そこまで言うものだろうか?ディープキスって普通は男女がするものじゃないのか?
「恥ずかしくないのか?」
「全然です。あなたとなら何でもできるもの」瞬きもせずじっと見つめる裕美さん。怖いものは何もないような表情。