ぼくは麻里のなか | ぴのこ日記

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『ぼくは麻理のなか』(ぼくはまりのなか)は、押見修造による日本の漫画作品。双葉社発行の『漫画アクション』2012年3/20号より(当初は月1回で、2014年7/15号より毎号)連載されている。2014年現在、単行本が3巻まで刊行されている。

あらすじ

上京後、友人作りに失敗したことが原因でまともに大学にも行けず、部屋に引きこもりがちな青年・小森功。唯一の楽しみは行きつけのコンビニで見かけるとある女子高生を尾行すること。だがある日、いつものように彼女のあとをつけていると異変が起こる。女子高生は足を止め、後ろを振り返り、功の方を見た。その時少女は、わずかに微笑んでいた…。功の意識はそこで途切れた。

翌朝、気付くと功は見知らぬ部屋にいた。そして鏡に映っていたのは1人の女の子、彼がひそかに「コンビニの天使」と呼んでいた女子高生・吉崎麻理だった。突然の出来事に困惑する功。「麻理」の姿のまま女子高生として過ごす功だったが、やがて彼は気付く。本物の麻理はどこへ行ってしまったのか?

主な登場人物

小森 功(こもり いさお)
本作の主人公。群馬から上京してきた大学3年生。当初は楽しい学生生活を夢見て期待に胸を膨らませていたが、生来の内向的な性格が災いして友達作りに失敗し(功曰く「誰かに声を掛けられるのを待っていたが誰にも声を掛けられず、その間にグループが出来ていて自分だけ一人になっていた」)、2年生になった頃から大学へは行かなくなり、就職に怯えながらゲームとオナニーで時間を潰す自堕落な日々を過ごしている。実家の親から仕送りを貰っている手前、不登校になっていることは言えず「順調な学生生活を送っている」と嘘をついている。不登校になってからは夜にコンビニに買い物に行く程度しか外出しなくなったが、そのコンビニでよく見かける女子高生(麻理)に恋をするが、声をかけることも出来ず、名前も知らなかったため「コンビニの天使」とひそかに呼んでいた。ある日の夜、麻理の後をつけていた途中で意識を失い、気がついた時には麻理の姿になっていた。

吉崎 麻理(よしざき まり)
本作のヒロイン。功が毎日コンビニで見かける女子高生。高校2年生。平成7年8月18日生まれ。夜9時頃にチョコレートと飲み物を買う。功からはひそかに「コンビニの天使」と呼ばれて片思いされていた。学校では友人も多く、男子生徒にも人気がある。功が麻理になった後の消息は不明。

柿口 依(かきぐち より)
麻理の同級生で、眼鏡をかけた少女。麻理が本当の麻理ではないと気付き、功(姿は麻理)に女の子らしい身だしなみ等を教える。功より年下だが、彼のことを「小森」と呼び捨てしており、キツイ口調で接する。麻理とは同級生だが殆ど交流は無かった。功からは「依さん」と呼ばれる(Wikipediaより)。

いきなりだよ、いきなり!冴えない大学生小森が女の子(麻里)になってる!?冒頭からこんな話で始まるコミックなんて読んだことない!とにかく初っ端から読者を引き付けて止まない押見氏です。しかもこんな可愛い女子高生に変わるなんてね。私も止みつきになりそうな作品です。

冴えない日常を描いた小森の現実の姿。大学3年で友達も彼女もいない悲しい奴。いつもゲームかオナニーだけ。

で、小森が密かに名づけてた「コンビニの天使」が麻里なんです。何故かほぼ毎日夜の9時頃にコンビにやってきては買い物してく不思議な女の子。それが麻里。

小森は麻里のストーカーもしてた。おそらく麻里の自宅も分かってたんだろうと思うけどそこまでは触れてない。で、麻里が立ち止まって振り返ったシーンで話は飛び小森が麻里に変わってしまう。そんな話。


ますます面白い作品なのでこれからも順次載せてくつもりです。3巻読んだ限りでは麻里は小森の存在を知ってたよう。こんなこと残してるもん。


あ~、これ書いてたら早く続きが読みたいよ。高校生なんで立ち読みなんて出来ないし、早くコミック出て欲しい!それまではこの作品も保留とします。他の作品載せるかもしれませんけど。

あと、こっちの世界の小森は麻里のことぜんぜん知りません。ただのどこにでもいる女の子にしか見てません。それがちょっと悲しかったけど。それと、麻里そのもの。彼女は一体どこにいるのか?それが一番知りたいです。作品始まってから麻里自身は出てこない。麻里自身の気持ちとか知りたい!それとどうして小森みたいな根暗にこんな絵を描いたのか?それが一番知りたいです!