先日朝っぱらから夫を襲った悲しい出来事
珍しく朝一番のオンラインミーティング中だった夫が書斎から飛び出してきた。
「PCに水こぼしちゃった！」
私と違って粗忽でもない慎重派の夫にあるまじきミステイク
慌てて雑巾を持ってカメラに映り込まないように書斎に潜入。
あーーーー、床だけじゃなくてPC💻の上に派手にぶちまけた模様
雑巾予備軍のタオルを夫に渡し、私は現役の雑巾を使って床担当。
マレーシアの床はタイルなので濡れると滑って危ないのだ。
ふとみると先程持ち込んだペットボトルの水がボトルに半分しか残っていない。
こりゃ200mlはこぼしてる(床に溢れた分も含むが)
そっと書斎を出てググる。
「MacBookPro 水をこぼした」
うううう、悲惨な記事が多い
オンラインミーティングはつつがなく続いているようだが、不具合は後からくるらしい
しかも可及的速やかに電源をオフして乾燥に励むことが重要らしい。
「今すぐ別のデバイスでオンラインミーティングをログインしなおして。MBPはシャットダウンしてこっちにください」
と殴り書きしたメモを、こっそり書斎に再潜入して渡す。
数分後、夫からMBPを受け取り、ちょっと傾けたら水が出てきた。
キャーーーー、いっぱい入ってる
で、MBPを「く」の字型に立てて置いて再びググってより良き方法を検索。
ついでに新しく買い替えた時の値段もチェック。
に、にじゅうごまん
一番安いので25万円もするらしい
まあ、夫の健康の次に大事な商売道具ゆえ、ケチるところではないのだが、そろそろ買い替えかね〜とか思っていた時の購入と違って不意打ちは悲しい。
極力避けたい新規購入。しかし型を見たら夫のMBPは2017年ものゆえ、修理費は3万円台までだな、など色々なことが脳裏を駆け巡る
基盤はキーボードの下に入っているのでキーボードを下にして置いて乾かせという記事を読んだので、慌てて「く」の字から「L」の字にしてテーブルの端にぶら下げてみた。
無事オンラインミーティングは終わったようだが、めちゃめちゃ凹んだ夫がリビングへやってきた。
「日本に持って帰ってチェックしてもらってダメなら新規購入って手もあるけれど、価格的にはもう免税でも日本で買うメリットはないかもしれない。こっちでチェックしてもらって、ダメならチャンギで買って免税手続きの方が安いかも。ただそうなるとUSキーボードになるけど」
私はマレーシアに来て以来ずっとUSキーボードなので問題はないのだが、夫はJISキーボードだったはず。
「前にキーボードの交換した時にUSになってて、もう慣れたから大丈夫」
あ、そうかー。思い込みって怖い。自分でこんなブログ書いていたのに忘れていたという
で、早速、チェックしてもらうためにiFixにMBPを持ち込んだ。
気の毒そうな顔をしつつおねえさんが聞いた。
「どのくらい水こぼしちゃったの？」
「ペットボトル半分くらい
」
「うわあ、それは大量ね」
なんてやりとりをしつつ、チェックと修理の見積もりを頼んだ。
「基盤のところに濡れると色が変わるテープが貼ってあるので、その色が変わってなければ大丈夫だと思うのだけれど。とりあえずチェックしてみるわね」
そんなつくりになっているのかー
帰宅後、どんよりしている夫に提案してみた。
「MacBookAirではダメなの？大丈夫なら私のMBAほとんど使ってないから初期化してあなた専用にしてもいいよ？」
私は最近はもっぱらゴロゴロしながら使えるiPhoneとiPadで用が足りていて。MBAを使うのはWordとExcelを使う時だけ。しかもそれ自体滅多に使っちゃいない。そして私のMBAは夫のMBPより新しい。
以前は根を詰める作業が多かったのでMBAだとちょっと小さくて疲れると言ってMBPを買った夫だが、仕事の内容も変わってきてまたMBAでも大丈夫かも、と思ったようで。
初期化はしなくていいけれどMBAもいつでも使えるようにしておく！と別アカウントを作ってカスタマイズをし出した。
もうこれで行ける気がする！となった本日、2-3日預かるわね、と言っていたおねえさんから電話があった。
「問題なかったわ。クリーニングだけしておいたから
」
やったーーー
チェック料金RM100で済んだーーー
MACも人間も早期発見、早期治療が大事！
一騒動ではあったが、結果的にバックアップ体制が整ったので、終わりよければすべてよし
浮いたお金で私、新しいiPad買っても良いでしょうか
