某中古書店にて
単行本上下巻其々330円で
話題本のところに並んでいました
出版された当時
新聞に大きな広告が出たのを
よく覚えていたので
分厚いけどいいか!と購入しました
初読み作家さん
なんと申し上げて良いやら
『鳩の撃退法』佐藤正午著
落ちぶれた小説家の津田が主人公
彼の周りで起きた奇妙な出来事と
それを元に彼が書き綴る奇妙な小説が
入り交じり進むので
・一家3人の失踪事件
・偽札事件
・大金の行方
これらについて
現実?フィクション?と
区別をつけるのが大変でした
最後まで読むと
現実に起きた出来事の
原因とその結果について納得出来ます
が!
とにかく津田の会話に
揶揄と皮肉と回り道が多すぎて
とても読みにくかったです
上巻は相当我慢して読みました
下巻で物語が動き出しましたので
辛抱したが許そう、と気持ちをおさめ
読み終えました
感想はというと
かなり労力使ったのにな、、、です
相性ですので仕方ないか