最近読んだ本 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




こんにちは!


12月ですね
1年があっという間に過ぎていきます
次男の職場実習が終わり
ようやくホッとしたところです
支援学校高等部の2年生ですので
来年の今頃には
進路を決めなくてはなりません

今回は昨秋と同じ作業所で
2回目のトライでした
10年くらい通っているみたいです、と
ありがたいお言葉を頂戴し
道筋が見えてきたように感じました





さて読書話
最近読んだ本のタイトル、
どんどん忘れそうです💦
私的には充実のラインナップ♫


★ケーキの切れない非行少年たち 宮口幸治
★閉経記 伊藤比呂美
★夫の墓には入りません 垣谷美雨
★ラブレス 桜木紫乃
★下山事件 柴田哲孝
★最後の秘境東京藝大 二宮敦人
★孤狼の血 柚月裕子
★あの戦争から遠く離れて 城戸久枝

人からお借りしたものは返却後
すでに記憶が薄れてしまって
何読んだっけ??状態で自分が怖いです



◯桜木紫乃さんの「ラブレス」
彼女の作品は数冊しか読んでいませんが
今までで1番好みで堪能しました

◯ケーキの切れない、、、は
想像を絶する内容で
著者の宮口医師の警鐘が胸に刺さります

◯圧巻は城戸久枝さん
「あの戦争から遠く離れて」
だいぶ以前の出版ですが読めて良かった!!
城戸さんのお父様の実話です
戦後の中国で親と生き別れた日本人の子を
我が子のように育てた中国人女性と
成長していく息子の人生模様
史実としても読み応えがありました
丁寧な取材と心を尽くして
事実を文章にした城戸さんに感服
山崎豊子さんの「大地の子」を
読んだ方にはよりオススメです
中国残留孤児とは?考えさせられました



寒くて夜が長い季節は
本を読むにはもってこいですね!
若い子の読解力低下のニュースに触れ
小説を読むことで改善出来る部分が
おおいにあるのではと思いました

この歳になっても
読めば読むほど自分の語彙力の無さを知り
読めば読むほど想像力の大切さが分かります

未熟なおばさんは
これからも貪欲にガツガツ読みます!