ひとりの午後に / 上野千鶴子 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。






毎日凄まじい暑さですね💦



デッサン作品展が無事に終わりました
あとはお礼状の発送のみ
色々な方にお会い出来て
新鮮で刺激ある1週間でした


昨日はお仲間のマダムと可愛いお孫さんと
屋外でのんびりお昼ご飯を頂きました




さて読書の方は
思いがげず当たり本でした

舌鋒鋭く攻撃的な印象の上野先生
↑私の勝手な思い込みで反省
穏やかで寛容なお人柄を感じる
とてもステキなエッセイでした


『 ひとりの午後に 』上野千鶴子著


雑誌に連載していたエッセイを
一冊にまとめたもの

子供時代のお話や
ご両親との関係などは
興味深い内容でした
お医者様のおうちで相当なお嬢さん育ち
そんな女性が京大で左寄りな活動を
されていたのですから世の中分かりません

色々書きたいことはありますが
2点ほど印象に残ったことを

①学生への視線が優しくて広くて
先生の教え子が羨ましくなりました

②年齢を重ねてからの
友人との関わりで気をつけていることは
激しく同意致しました
そう、近しい人への気配りや気遣いは
本当に大切だし必要です   



この一冊で痛感したこと
上野先生が語られる言葉の中に
辞書を引かねば分からない単語が
いくつか出てきました
文章は難しくありません
私の無知が原因です
他にも
音楽、詩、小説、、、様々な分野での
教養の深さに
こちらはあれもこれも検索する始末

東大の旧態然とした頭の固い教授陣が
彼女を煙たく思うのは仕方ないのかも
だって上野先生、軽やかですから