先日義母から借りた本です
本屋さんでは良い場所に平積みで
新聞にも広告がよく出ていて
本屋大賞候補で50万部突破
このご時世では大ベストセラーです
『 コーヒーが冷めないうちに 』川口俊和著
とある喫茶店の
ある席に座ると
コーヒーが冷めないわずかな時間だけ
戻りたい過去に戻れる。。。
その話を信じて
その席に座った女性4人の物語
◎別れた彼氏に会いに戻る女性
◎認知症になる前の旦那さんに
会いに戻る女性
◎亡くなった妹に会いに戻る女性
◎まだ見ぬ我が子へ会いに
未来へ行く女性
4回泣けると帯にありましたが
1回も泣きませんでした
温かな物語で、短い時間に、
軽く読むには悪くないと思います
読んで感動なさった方には
大変申し訳ありませんが
私には厳しかったです
あまりに予想通りの展開で
先を読む前から結末がわかります
説明が多くてご都合主義的な設定
こうしちゃったら、なんでもあり?に
なってしまうのではないのかと
サワサワしました
本屋大賞候補とのことですが
いつか読んだ本屋大賞作品
上橋菜穂子さんの「鹿の王」
ファンタジーで好みとは違っていたものの
その圧倒的な表現力とストーリー
作家さんとはなんと凄いのか!と
筆力に感動したことをはっきり覚えています
上橋女史と同じ賞で良いの???と
ストレートに感じました
うーん、こんなに売れてるけれど
1300円は高いような。。。