青が散る / 宮本輝 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。





三連休です~(^-^)


いつ読んだのか思い出せない本を
本棚から引っ張り出してきました


読み始めても…記憶蘇らず( ゚-゚)


大好きな宮本輝さんの
昔の作品(好きでも忘れちゃってる)

みずみずしさと切なさが
入り混じった青春小説です


『 青が散る 』


目的がないまま
新設大学の一回生となった椎名遼平
キャンパスで偶然知り合った金子に
強引に誘われてテニス部に入ります

二人だけでコートを作り上げ
部員を勧誘し
授業そっちのけで練習する日々

好きで始めたわけではないテニスに
没頭していく遼平の
大学4年間を描いています

女友達との恋
男友達との友情
心優しき年配者達との交流

真っさらだった若者達が
何かを身につけ
何かを失い
大人になっていく姿は眩く
そして
懐かしいような
くすぐったいような
泣きたくなるような…

遼平の恩師が
「自由と潔癖こそ、青春の特権」
という名台詞を残しています

若者は
卑怯なことやズルいことをせず
王道を行け、という
宮本輝さんからのメッセージ

若いうちに読むべき一冊ですね


宮本作品では
登場人物がそれぞれ
必ず何らかの事情あり
人は何かを抱えて生きているのだ、と
教えてくれます

私はそこが大好きです、輝様~


同時に読み始めた真山仁さんの
ハゲタカシリーズとのあまりの違いに
あらためて読書の面白さを感じます
大学生の青春話は終わり
企業買収のプロの話へシフト
節操ありません(笑)




我が家の青春真っ盛り男子
本日、人生初のライブへ♥
子供だけで行くのでちょっと心配

母も大好きなバンドを
生で初めて観たのは15歳よ
中野サンプラザだったかしら
大興奮したのは鮮明に覚えてるなぁ
息子よ
音楽は人生の友
思いきり楽しんで来てーー(>_<)




























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