嘘をもうひとつだけ / 東野圭吾 | 我が家の本棚

我が家の本棚

大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。



最近とっても忙しいので
長編小説にとりかかれません


そこで
東野圭吾さんの短編集を読みました

「 嘘をもうひとつだけ 」

ガリレオ湯川教授と人気を二分する
東野作品の主人公‼
刑事の加賀恭一郎が活躍する物語

◉嘘をもうひとつだけ
◉冷たい灼熱
◉第二の希望
◉狂った計算
◉友の助言

どの事件も
加賀恭一郎が解決するのですが
犯人のトボけっぷりや
加賀刑事の追い詰め方に
あれこれ工夫があって
ほ~~、なるほどねぇ、なんて
感心しながらも
案外軽く読めて楽しかったです(^-^)


嘘をもうひとつだけ…
バレエ団に勤める元バレリーナの
お話だったので
入り込んで読んでしまいました(/ω\)
トリックはまあまあ?ふーん程度
でしたが
犯人の心理が痛々しくて哀れ


他のお話も
犯人の犯行動機がそれぞれ哀れで
普通の犯罪小説より
切ない部分が多かったです

100円で購入したのでm(_ _)m
満足です~



・・・
少し長くなりますが
ずっとモヤモヤしていた事柄について
触れたいと思います

政治、宗教、などなど
個々人の思想や信念に関わることには
ブログ上で触れないようにしています
すみません
今日はご容赦くださいませ

いまさら感はございますが…
先日の園遊会での山本太郎さんのこと
うーむ(。-_-。)どーしちゃったのか?
そのあとの弁明もおかしいです

読売新聞の編集手帳担当者の文章は
叙情的というか、叙情が過剰(/ω\)と
感じる部分が多くて
名文は多いのですが
正直好みじゃないんです
でも今回は上手いこと言うなぁと
思いました
山本議員について、ひと言
【 議員子供 】とバッサリ

園遊会という行事の性質
天皇陛下のお立場
国会議員の役割と活動場所
請願とは誰がどこで誰にすべき行為か

あらゆる面から見て
いまいち思慮が浅いような……

原発の惨状を訴えたい気持ちは
ホンモノでしょう
ただ国会議員になっても
無所属では何も出来ない現実への焦りもある?
単に情熱のまま行動に出たのでしょうか

福島を何度も訪れていらっしゃる
天皇陛下
広い見聞、見識、思慮深く、聡明
猛烈に勉強する努力の人、とは
かつての侍従長の弁

庶民が想像している以上に
世の中のことをご存知だと思います
政治に介入せず
だからこそ
庶民のために祈って下さるのです

ご高齢で万全ではないご体調のなか
大変な量のご公務を
静かにこなしていらっしゃる両陛下

周辺でのドタバタはご法度です
本来直訴相手は総理大臣のはず

彼の発言に「ベクレてる」という
よく分からない言葉があります
放射能に汚染されているという意味らしいのですが…
こういう表現で
立場の弱い誰かが傷つくとは
お考えにならない?
言葉は生きもの
“本当はそういうつもりではなかった”
このセリフを言えるような
軽い立場ではないでしょう

国会議員として
反原発を訴える公人として
ひとりの大人として

言葉や行動の先に
凄い人数の国民がいることを
忘れないで下さいね












iPhoneからの投稿