おはようございます(^-^)
また台風が近づいているようです
どうかお気をつけ下さいね~
ブロ友さん達みなさん大絶賛の1冊
昨日は久々に読む時間があり
ゆっくりと味わいました~♬
「 神去なあなあ日常 」三浦しをん著
高校を卒業したら
フリーターでもやるか、、、
そんな考えでいた平野勇気
ところが
担任の先生の独断で
三重県の山奥にある林業の会社に
いきなり放り込まれます
携帯電話は通じず
脱走するにも足は無し
山奥のさらに山奥
神去村(かむさりむら)
おやかたの清一さん
山仕事の天才、ヨキ
ベテランの巌さんと三郎じいさん
山で生まれ、山で生きる
山の男たちに囲まれ
勇気は少しずつ仕事を覚えていきます
神去の四季の描写が
それはそれは美しく
林業とはどれほど過酷で荘厳なのかが
丁寧に描かれ、吸い込まれるよう~
登場人物たちはみな一様に
根が太く、山を愛し、村を大切に想い
自然に対して謙虚です
人間の本来の生き方って
これがあるべき姿かも~と
思わずにはいられないストーリーでした
大ベテランの三郎じいさんの言葉
「山のもんを、ひとの住む場所に
入れてはあかんねぃな。山は山、
ひとはひとや。俺たちは山にお邪魔
させてもらっとるんや、ちゅうことを忘れては神去の神さんに怒られるねぃな」
( ̄▽ ̄)=3じいさん、かっけー♥
そしてやっぱり
しをんさん♬
読む漫画みたいで面白い‼
ズンズン、サクサク読み進み
笑ったり驚いたりしながら
素敵なラストへ到着ヾ(@^▽^@)ノ
素晴らしい読後感でした♥
今回も大満足‼
それはそうと…
(ノ_-。)
先日、作家の山崎豊子さんの
訃報が報じられました
初めて読んだ彼女の作品は
「二つの祖国」
すごい衝撃を受けました
取り上げる題材が
(-。-;…こんなこと書いたら
命がいくつあっても足りないのでは…
と思われるディープなもの沢山
「沈まぬ太陽」など
よく映画化までこぎつけたな、と
心底思います
これほど気骨のある女性作家さんは
もう出てこないかもしれません
時代を背負って書き続けた山崎豊子さん
彼女の本は
子供にまるごと渡します
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