モンスター / 百田尚樹 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。


ブロ友さんご紹介の本
読み進めております(^-^)/~

今回は
来月公開予定の映画の原作本

「 モンスター 」百田尚樹著


((>д<)) 何もそこまで・・・⁉なお話


…瀬戸内海の小さな街に
豪華なレストランがオープンする
オーナーは東京からやってきた
類い希な美女、鈴原未帆

彼女のあまりの美しさに
お客達は魅了され
街一番の美女、とウワサになるほど

しかし彼女の美しさは
整形手術によるものだった

鈴原未帆こと田淵和子は
この土地で生まれ育ち
かつて「モンスター」と呼ばれた女

なぜこの街にレストランを作ったのか
彼女の過去に何があったのか

徐々に明らかになります…


ブロ友さんも仰言ってましたが
一気読みですよーっ\(゜□゜)/
途中でやめることが出来ませんでした


。(;°皿°)。。
完璧な美しさを手に入れた理由が
あまりにも悲惨なんですけど
へーーーっ⁉と驚く話が
いっぱい出てくるんですぅぅぅ

美容整形手術のこととか
風俗業界のことなど

知らんかった!(◎_◎;)!

多分ある程度は
取材などに基づいて書かれているはず
だとすると、、、
私達の常識をはるかに超えたところまで医療技術は進歩してますね


未帆の生き様が気の毒でした
醜いゆえの壮絶な経験が土台となり
顔を美しくすることに取り憑かれ
体を張ってお金を稼ぎ
稼いだお金を全て整形へ注ぎ込む

まともな人間関係や
まともな日常とは無縁

美しさにすり寄って来る男性と
風俗での男性しか知らないせいで
男性に対する感情が歪んでいて
まともな恋愛が出来ない

美しくなることだけ
美しくなるために稼ぐだけ

空っぽの人生

こうなってしまったのが
生まれつきの醜い容姿のせい

(-。-;
美容整形については
個人的には賛成も反対もありません
やりたい人はやればいいと思ってます

あの人整形なんだって!などと
言う気持ちもありません

ただ外科的な手術
どんなにお手軽なものでも
必ずリスクがあるはずなので
髪の毛を切るのとは違いますよね

でも人それぞれ
悩み、コンプレックスは千差万別
親からもらった顔にメスを入れるなんて~とは言えません


悲しいお話でした
整形して美しくなったのだから
明るく生きていくことも
出来たでしょうに

とても面白かったのですが
最後の方と
ラストのラストがちょっと(ーー;)
うーん
なんとかしてもらいたかったなぁ


「永遠の0」の作家さんとは
思えない内容でした( ̄▽ ̄)!

Cーちゃんさん、ありがとうです♬



























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