我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。

中年女の読書感想文です(^-^) 時々雑記も書いてます。よろしかったらお付き合い下さいね。




こんにちはー
ようやく秋めいてきましたね

久しぶりの読書感想文です
発売された時の謳い文句が
凄かったので
いつか読もうと思っていました
バレエ小説の最高傑作、だとか


バレエ大好き
恩田陸さんも嫌いじゃない
バレエ仲間が貸してくれたので
買わずに読める
条件が揃ったので読みました!


『  spring  』恩田陸著


萬春(よろず はる)
世界的バレエダンサーで振付家

彼のバレエ人生について
4つの章で描かれています
それぞれが春のことを
どう見てきたのか
人となり ダンサーとして
どれだけの天才なのか

第1章 ダンサー仲間の純
第2章 おじの稔さん
第3章 幼馴染で音楽家の七瀬
第4章 春自身


前半は面白く読みましたが
後半からペースダウン
バレエを習っているので
舞台のことやバレエ用語、
出てくる映画や音楽や小説も
ある程度は理解できて
チンプンカンプン
にはなりませんでしたが
なんと言いましょうか、、、

読む側を置き去りに
春の作り上げる舞台の
素晴らしさばかりが語られ
春の特別感ばかりが語られ
特に七瀬の一人語り長い!
途中で飽きてしまった挙句に
最終章で
春自身のセクシャリティに
関わる描写が軽く描かれていて
これ要らなくないかしらと
少し引いてしまいました

バレエ仲間の感想は賛否両論
私は稔さんの章は良かったなーと
部分的支持する派
再読は無し
恩田陸さんは好きな作家さん
だけれど
当たり外れあるんだよなと
思い出しました笑
好みの問題なので仕方ないです