また 大河ドラマ「光る君へ」感想です(しかもおんなじ道まひ編)
先日アンだけ書いたハズ、、なのに
でも まだ 感想 あるのよ
しつこいって言わないで~💦 (苦笑)
このブログって、、、
たしかガーデニング ジャンルのはずなんですがね😅
ゴメンナサイ💦 アメブロさん
最近、ジャンル違いの内容ばっかりだ~💦
だって、、今、うちの庭
暑さと雷雨でボロボロなのよ
だからブログに出来ないのよ、、。
さて、本題
いつも見ている
大河ドラマの考察のYouTuberさんの動画を見てたら
『なんで今回、急にまひろが月を
見上げて竹取物語の話しを始めたのか』というのがあって
この「2人で月を見上げる場面」、
そのひとつ前の場面では、
道長はまひろに乞われて一条帝のことや、女院(詮子)のことを話し、
道長はそのまま自分の心の内というか自分の今までの家の内情ことまでを話したらしく
(内容はドラマの中でもガイドブックでも描かれていないので不明だけど)
「我が家は下の下だ。驚いたであろう」と言いながら
家の入口の木戸の方まで歩いて来るのですが、
ここのシーン、
よくよく考えてみれば
2人がはじめて一緒に月を見上げているんですよね
しかも その月は 満月
今までこのドラマでは、
何度も互いに互いのことを思いながら 月を見上げてきました。
恋しくて会えない時も、
別れてから長らく別の道を互いに歩み会えないでいた間も、
ずっと2人は月を見上げては
互いのことを思っていた。
月は 2人にとって
互いに互いの存在だったんです。
このドラマの中で見上げる月は
雲の中にほとんど隠れている時もあれば、半月だったり、、
2人が廃邸で結ばれた時や、
石山寺で再会した時はキラキラ月の雫の舞落ちる「満月」だった
だから今回も絶対ラブシーンありだって思った視聴者が
多かったみたいですが(苦笑)
じつはこの月を見上げる前に
道長が言った『下の下』って言葉、
一番最初に言ったのは、直秀。
直秀が道長に向かって言った言葉なんですって。
『お前たち一族は下の下だな』って。
たしか第7話「おかしきことこそ」だったかな。
この道長の『下の下』という言葉を聞いて
まひろが『帝も道長様もお苦しいのですね』と返すのですが
これが 、
『下々の者は辛いことを忘れるために笑うんだ』と
直秀が言っていた言葉を思い出したので、
まひろは急に月を見上げ
月に人が居るという突拍子もない話をして
「相変わらずお前は可笑しなことを申す」と返す道長に
まひろが「"おかしきことこそめでたけれ" でごさいます直秀が昔、そう申しておりました」と告げた、、という考察。
ほほうーーーつ、、。
この考察に、私はただひたすら感心するばかり、、。
(以下は私の考察も少し加わってます)
満月の月をはじめて一緒に二人で並んで 見あげ
その下で二人の一番根幹にある直秀のことを語り合い
直秀の思いを、直秀を亡くした時の、あの時の二人の『志』を再び確認し再び共有して
そして道長に『誰かが今、、』と
語らせることによって
今まではずっと別々に、一人で月を見上げてきたけれど
二人はいつも同じ気持ちでいたことを、
そして、これからは「2人」で力を合わせて
まだ成し遂げられていないあの時の「志」を
「まひろの望む世」を目指す、と、 2人は無言で見つめ合うだけで誓った。
SNSで言われているように思いがつ募って見つめてきた道長に
まひろが首振って拒否ってた、としても、それは
「今はダメ。今はまだ作品を成し遂げないから」って、無言で伝えていたのかも(苦笑)
それを察した道長も募る想いをぐっと堪えたまま木戸から出て行く、、。という脚本・演出。
ね~💦
コレって凄いと思いませんか
今までの積み重ねたあらすじと
台詞の伏線に、
無言と、目の動き、間合いだけで
これだけ沢山視聴者にドラマの内容の受け取り方を委ねてくれて、
でもどう視聴者が受け取っても、ちゃんと本筋は外さないでいられる脚本・演出
そして それをやってのける俳優陣、、。
すごいよね~💦~💦 凄すぎる
私、最初、2人で月を見上げるのが
『なんでわざわざこの場所?』って思ってたんだけど
ビジュ的には
最初に話していたまひろの家の庭の中の方が、まだ絵になるじゃん
、、と思って見てたんだけど
後で解かった。
コレ『木戸』じゃなきゃダメだったんだ。
『2人で一緒のスタートラインに立つ』っていう場面なんだから
スタートライン=門出=門(木戸)
2人の門出だから
道長は敢えてまひろへの募る気持ちを抑えて(ガイドブックにはこう書いてあった)
今回はなんにもせずに(笑)
まひろに作品を託して一人先に木戸を出て行く
その姿を見送った後のまひろ、
なんか いきなりすっごく怖い目つき、、というか
急に今まで見たことないような顔つきだったので
私は 最初「あれ??まひろ
道長が何にもしないで帰っちゃったから怒っちゃったのか❔」なーんて
下世話なコトをチョロッと思ったんだけど
違うよね😅
あの顔は『やってやるぜ!』って
『物書き』としてのスイッチが入った顔だったんだ
わからなくてゴメン 吉高ちゃん
そんなことをアレコレ思ったら
このドラマの脚本演出に携わっている方々の意気込みというか、
この回の、この場面への 思い入れみたいなものが
今更、、ですが ジワジワと感じられて、、
つくづく凄いドラマだなーと思いました。
そして それを見逃さない
大河ドラマ考察動画のYouTuberさん
アンタは 偉い と思いました。
YouTubeがあってホント良かったよ~~
ちなみに、、
道長役の 柄本佑さんのインタビュー記事で素敵な内容があったので
切り抜きですが貼っておきますね
と、ありました。
最初から、、なんだ。
最初から全くブレてないんですね、このドラマ
大石さんも。役者さんをはじめ制作側も。
そして、外野に何言われてもブレずにじっくり、しっかり考えて作ってる。
だからこんなに面白いんだ。このドラマ
ドラマも残すところ あと15~6話くらいかな?
先日、一条帝役の塩野さんがクランクアップされたみたいですね。
ドラマもいよいよ終盤戦突入
この先、どう進んでいくのか、、
めっちゃ楽しみです