今年で32歳になります。厳密に言うと今年度で。
そう思えば10年前の自分は、今の自分が結婚して子供が居てるとは考えた事もありませんでした。今の年齢くらいには結婚はしていたいとは思っていましたけどね。
まさか、まさか。20年前の自分は12歳ですから、坊主になるとも思っていませんでしたしね。
世の中はどうなるか分からんのです。というより視点を自分から見た世の中と、自分という存在すらもどうなっているのか分かりません。
子供の将来を案じて、こうしてやりたい、こうなってほしい、とは思いますが、子供も子供とはいえ、いち独立する人間ですから親が思う様にはならんのでしょうなぁ。
まぁそれは自分が体現して表しています。でも最終的には坊主になったか(笑)
好きな様に生きるのが一番。
諸行無常 是生滅法 生滅滅己 寂滅為楽
(しょぎょうむじょう ぜしょめっぽう しょうめつめっち じゃくめついらく)
これは仏教の根本的考え方で
世の中のすべての事は移り変わってゆくもの。一瞬といえども留まる事なく変化しつづける。
老年になっていくのも「年を取りたくない!」なんて思うからそこに悩みが生まれ「苦」になってゆく。人間は生を受けたからには、いずれは必ず死ぬ生き物です。
そこに生じる「生苦」を信仰の力や、修養の力で乗り越えた時にこそ、楽しい人生があります。それを苦と思わず当たり前のものだと、自分自身に浸透させていけば、きっともっと良い人生を歩む事が出来ますよ。という事です。
今の自分があるのは過去の自分があったからです。まぁ嫌な思いもしましたし、治らない怪我もしました。でもすべてそれによって今の自分が形成されています。
さぁ5年後、10年後、60年後の自分の為に今から何をしようか!
いや、そんなに生きるのか!?
分からんが、今を一生懸命に生きよう。
人生は楽な道だけでは無かろうに。
では。