どうやら風邪がぶり返したみたい。
喉がイガイガします。こんなに体弱かったっけ?
まぁいいや、風邪薬飲んで様子みよ。
さて、以前より友人に借りていたムーブユアバスを読みました。
随分時間がかかったもんだ。
この本は組織を一台のバスと例えて、そのバスをいかにして効率よく加速(運営)していくかという内容です。
そして、そのバスは機械で動く様なものではなく、人力で動くバスと例えてあります。
まずはドライバー(運転手に)に社長がいます。その次によく走ってくれるランナーがいます。
そして少し早めに走るジョガー(ジョギング)がいて、歩くだけのウォーカーがいます。
そして最後に乗っているだけで何もしないライダーがいて5種類の人間でバスを動かします。
もちろん、ランナーはよく働くし、自分の範囲外の仕事までこなせる人です。
ジョガーはランナー程はいきませんが、ランナーの助手的役割を担いランナーに憧れる人なんです。ウォーカーは決められた仕事しかしない人で、ライダーに関してはろくに仕事もせず遅刻をしたり自分の身を案じるだけの所謂お荷物です。
バスを効率よく動かし加速させるためには、ランナーに良い仕事環境を与え、邪魔をしない環境を作ってあげる事が大事なのです。引っ張ってくれる人にバリバリ仕事をさせる事で会社全体の成績は上がるからなのです。ですが、たまに猪突猛進でいくあまり、路肩に脱線してしまう事もあります。
それをジョガーが補佐し、ドライバーはそれを咎めない事、そうする事でランナーは新しいアイデアが浮かび、どんどん加速していくのです。
しかしランナーはウォーカーがミスをした場合、しなくても良い介抱までする事があります。
そこでドライバーがランナーは自分の仕事だけに集中させ、決して、介抱など余計な仕事させない様にしなくてはいけません。変な優しさが、ランナーの足を引っ張り失速してしまうからです。
ジョガーはランナーになりたいけども、そこまでの加速は出来ません。ランナーが加速できる様補佐をする重要な役割を担う訳です。
ウォーカーは歩くことしか出来ず、たまにランナーの出すアイデアに批判めいた事も言うが、自ら加速する事が出来ず、足を引っ張る事も多々あります。
ライダーは乗っているだけですから、単なるお荷物です。むしろその重量分だけバスを失速させています。
バスを加速させ動かすにはランナーを中心にバスを走らせる事なのです。理想論を言えば組織は全てランナーであれば良いのですが、ランナーはあまりのスピードで大きく脱線してしまう事があります。だからジョガーも必要なんです。ウォーカーは決められた仕事はするので「あなたしか出来ない仕事を任せるよ」など、言い方次第では使いようという事なのです。
組織には必ずこの5種類の人がいて、どうすれば如何に早くバスを動かせるかという事が書かれています。
ドライバーである自分は全体を見て、バスを常に綺麗にし、皆んなが乗る前からエンジンをかけて暖めておくなどして環境作りに気を抜いてはいけません。
そんな事で、自分がこのバスならどのポジションにいるか、そして、ポジションが分れば今出来る事は何かを見つめなおせるきっかけにもなるかもしれません。
僕は伝えるのが下手なので、もしお時間あるようでしたら一度読んでみてもいいかもれません。
ムーブ ユア バス
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では。