夜分遅くに更新です。
1月26日は般若寺中興初代長老であり、西大寺二代目長老、慈道房信空律師のご命日でした。
そして今年は信空長老の700年御遠忌の年でもあります。
御遠忌という節目という事で、般若寺からは信空長老のお墓がある、西大寺奥の院五輪塔前に石碑を建てさせてもらいました。
そして、ご命日である今日、五輪塔前で住職とお勤めをさせて頂きました。
寒空の中のお勤めではありましたが、天気も良く無事に終える事が出来ました。
真言律宗は宗祖興正菩薩や忍性菩薩が圧倒的に有名ではありますが、実は一番真言律宗が全国に広まったのは二代目長老信空長老の時でありました。全国に約1500ヶ寺をかかえる大きな教団でした。
興正菩薩亡き後、興正菩薩の後を継ぐ候補は6人程いたのですが、生前から叡尊上人の元で頑張り、一番出来の良かった信空が二代目長老をする事になったのです。その時には忍性の大きな後押しがあったといいます。
今日は信空和尚五輪塔の前でお勤めをさせて頂いたのですが、我が宗派には宗祖はじめ沢山の偉いお祖師様がおられました。今後もその歴史を絶やさない為にも節目にはこういった形で法要していく事が改めて大事な事だと感じました。
さて、節目といえば、明日は子供の誕生日です。これも大きな節目です。さて明日は父ちゃんとして一肌ぬぎますか！
では。