阪堺電車 王者モ161 | outbackの旅日記

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日本中を気ままに旅する記録です。山の中の無人駅でビバークします。
タイトルが3代目になりました。レガシィ→ペケV→outback

最後にやはりモ161に行かなくては締まりません。製造年は他の3両と同じ昭和3年製で、御年96歳になります。会社の方も100歳までは現役で稼働させたいと言っていますので、他の3両を犠牲にしても161だけは延命すると思われます。

現在通常営業に出る事は無く、臨時運行か貸切運転しか出ません。正月運転も今年はやりませんでした。

しかし貸切運行はかなりこなしていますので、見る機会も多いですが、予測ができないのが難点です。

北天下茶屋です。一応商店街になっています。閉店が多いですが、、、たこ焼き屋は土日には開くようです。

宮ノ下通過です。南海の高架下を通って直ぐなので、パンタグラフがかなり折りたたまれています。他の写真では高々とか挙げているのとは対照的です。

東玉出の併用軌道への切り替え部です。普段はあびこ道行しかない阪堺線の区間ですが、臨時運行で浜寺駅前行の運用がありました。

161は人気者ですから、時折取材が入ります。この日もあびこ道の車庫であれやこれやと小一時間撮影されていました。

堺方面から大和川に向かって上って行きます。1両で運行させるにはもったいない位の太いレールです。

石津北―石津です。ほぼ行き止まりの道ですから、車の通行量はあまりない所です。他の車両は貸切運転の際には、行先表示窓に赤文字で貸切と出るだけですが、161は窓を塞いで板を差すことがあります。もちろん赤字幕で走る事もあります。

天王寺駅前のビルの2階から見下ろすことができます。光線状態がだいたい悪いので、天気が悪い日の方が、適していると思います。または夜は周りのネオンの灯りを拾って幻想的になると思われます。

阿倍野電停でもハルカスを入れる事ができますが、近いのでほぼこのアングルしか狙えません。

帝塚山4丁目です。角のタバコ屋さんが現役で残っています。カウンターは綺麗に磨かれて、ホコリは溜まっていません。呼べば年齢不詳の看板娘も出てくるのでしょう。赤電話が設置されていると100点満点なのですが、、、

住吉から神ノ木に向かう坂を登って来ます。午前中が順光です。かなりの上り傾斜なんですが、写真にするとそれほど目立たないですね。

 

以上4両をアルバムで拾ってきました。2028年で各車両とも100歳になります。それまでは1両は残っているでしょう。それ以降はもう引退でしょうね。ステップの段差が大きくて高齢者には評判悪いでので、イベント電車として残る可能性はあるかもしれません。

例年ですとGWには毎日運転されますが、今年は稼働が2両しかありませんから、どうなる事か不明ですね。しかしいずれにせよ、4月過ぎたらHPで案内は出るでしょう。