探偵調査員の仕事内容で、危険なことは・・・? | 探偵のパイプがイカス!

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探偵のお仕事といえば、どんなものを思い浮かべますか?

ドラマや映画の影響もあり、少々危険で怪しい仕事もあるのでは?と思う方も多いでしょう。
例えば、怪しい取引の現場に突撃したり、狭い道で車を爆走したり・・・
探偵にこのようなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、探偵は法を犯すようなことはしません。



探偵と比較されやすい「警察」を例に挙げて解説していきます。
警察は交通違反の取締中であれば指定最高速度をオーバーしていいことになっています。しかし、探偵は絶対NG。捕まってしまいます。

たとえ、ターゲットが最高速度をオーバーしているとしても、探偵はしっかりと道路標識の指定に従って尾行を行います。
距離が開いてしまっても大丈夫。探偵は事前にターゲットの行動パターンを予測していますし、車数台で尾行することが基本です。

そもそも探偵の仕事は、探偵業法という法律の中で“犯罪に関わるような危険な仕事を引き受けてはならない”としっかり定められています。聞き込みや張り込み、尾行などといった地道な調査や、資料・報告書をまとめて作成するなどの事務作業が多いため、決して危険ではありません。
参考:探偵の仕事は危険で体力が必要?探偵調査員の仕事の難易度とは


探偵業法が制定された背景は、「悪徳探偵業者から消費者・依頼者を守るため」です。

しかし、近年ストーカー目的で探偵社に人探し依頼をしたり、DV加害者が逃げた被害者を探すために探偵を利用したりするなど、探偵の仕事が思わぬ犯罪のために悪用されていたこともあるため、こうした事態を避けるための法律という側面もあります。

しかし、実際に調査をする探偵の中には、調査の熱意が原因で行き過ぎた行動を取ってしまい、周囲の人から怪しまれてしまった・・・というケースも0ではありません。
真っ当な探偵社であれば、新人を現場へ出す前にしっかりと研修を行い、どういう行動が周囲に怪しまれやすいかなどを徹底的に教えます。
加えて、調査中の引き際を見極めるというのも大切なポイントです。どんな調査でも、深追いすることがプラスの結果を引き寄せるとは限りません。こういった見極めや、自身の行動を制御することができて初めて、現場で一人前に行動できる探偵と言えるのです。

参考:探偵の仕事は辛くてきつい?危険度は?

 こういった観点から考えれば、探偵という仕事は、法律で守られた安全な仕事であると断言できるでしょう。
しかし、探偵の調査は一歩間違えると周囲から不審な目で見られやすいため、プロの探偵と名乗るまでの道は険しく、困難なものだと認識しなければなりません。
どんな仕事でもそうですが、知識が無いままに行動して失敗することは避けていかねばなりません。そのためにも、しっかりと勉強する・先輩の行動を見習うなど、自主的な学習でスキルアップを図るなどの努力が必要だと言えるでしょう。