クレドポーボーテギャラディナー1 | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!
2月になりましたねぇ。皆様、恵方を向いて海苔巻き頬張っとけー、気合いいれとけー、うえやーっす。


さて、昨夜は楽しみにしていました、SHISEIDOはクレ・ド・ポー・ボーテとゆうブランドのギャラディナーパーティにいってまいりました。友人からのご招待で、二人ともこのパーティのことで、ここ半月は頭の中はお花畑。友人も外資でマネージャーを勤めており、キャリアウーマンとはよく言ったもの、でも二人ともあくせく働く労働者、華やかに見える職場で華やかな裏に横たわる様々な憤り、ルサンチマンと闘いながらも、そんな嫌な感情を押さえつけ、日々笑顔で頑張る小市民な私達でごぜえますから、こんな3つ星レストランでのセレクトされた方々が集うディナーなんぞ、ほんとのところ、相応しいか相応しくないか、そんなの誰に言われなくとも本人たちが重々承知しておりますがゆえに、故に!!だからこそ、楽しみでならなかった一夜でございました。


兼ねてから書いていたとおり、私はそんなハイエンドな空間でしっくりくるようなドレスは持っておりませんし、さりとて今からハイエンドブランドでドレス即、手に入れる経済力もございませんので、着道楽の京女の祖母が遺しました着物で参ろうと、決めておりました。で、日常的に着物を着ることがないものにとって楽しいのが着物選び、でして、うちの祖母は鳥のモチーフが大好きな人だったので、冬や早春だと、寒々とした白銀色に鶴が群れをなしてたたすんでる刺繍の帯とか、裾に梅の木にウグイスがとまってる刺繍の訪問着やらがあるのですが、とっても好きなんだけど、童顔たぬき顔の私にはちょいと難しく。なんなら振り袖きてやろーかと思いましたが、ショートヘアーのアラフィフのオバハンが振り袖着たら、目的地に到着するまでに出会う人々全てにどつかれることは間違いなく。なので、春色のこんな取り合わせにしてみました。






抹茶より少し薄い色の絞りの着物に、帯は牡丹がところどころ咲く森に様々な鳥ちゃんたちがいる風景の刺繍帯。この帯は持ってる中でけっこう気張ったものらしく、格も低くはないらしいですが、そんなこたぁあんまりよくわからないけど、いつかつけてみたーーーい!!と思っていた帯なので、母が「つけていいわよ」と許可してくれたのが嬉しくて。
帯揚げはサーモンピンク、帯締めは半分銀、半分ペパーミントグリーンの太めのもの。







で、和装で正解、帯のこと、誉めて下さる方々いっぱい。「まぁっ、どちらの作家さんの?」とか。まぁっ、全然知らなくってよ?


こんな普段しないかっこうしながら、電車でいった私ですがね。前の日、母が「キャベツ買ってきてー」って言うんで、キャベツまるごと、薩摩芋やらなんやらをリュックで担いで帰ってきた、まるでシンデレラのような俺、キャベツがガラスの馬車に変わって家の前で待ってくれてるんじゃないかと思いましたが待っていませんでした。若い頃は車出してくれる優しい彼氏もいましたが、今や飲み会いっても帰りのタクシー代渡して下さる殿方も稀になってしまい、息子がはやく18歳にならなえかなと切に思いましたよ。


でも、駅降りてキョロキョロしていたら、目の前を内藤剛志さんという俳優さんが歩いていて、じーーーーっと見つめられてしまいました。不審者ぽかったのか、あまりの美しさに目がはなせなかったのか、おそらく絶対間違いなく後者。内藤剛志ありがとう。内藤剛志素敵な役者さんです。内藤剛志フォーエバー。

ほんで、最初はSHISEIDOの、The GINZA の3階にあるクレドポーボーテのサロンでカクテルパーティ。クレドポーボーテの製品、春のラインアップから見せて触って試してをさせて頂きました。













シャンバンにプチローズのウェルカムドリンク、夢がある!






こちらのシャンデリアは、今回の春のラインアップのケースをデザインした海外のジュエリーデザイナーの作品で、スワロフスキー10000個だって!


で、今回のタイアップパーティを企画した、ヴァンサンカンのも1つ上のクラスをターゲットにした(年収十億円とか)雑誌、RICHESSE (リシェス)の編集長、副編集長、クレドポーボーテのブランドマネージャー、PRマネージャー、製品開発マネージャーなどの方々にご挨拶やお話をしながら(俺もどの面下げてご挨拶?なんだけど、長年、こんゆう場は仕事で参加してきたので得意です)、ウェルカムパーティを楽しみました。総勢50名足らずの集いだったのですが、おそらく、偶然ラッキーなことに参加できたのは俺達含めて3組くらい?、あとの方々はまさに日本のプチブル層、いわゆる実業家、日本の経済界を牽引していく方々は奥様、SHISEIDOの顧客なんだろうなというセレブりティ。働いていらしたとしても、後ろ楯あった上での、良質なお仕事を選べる方々で、仕事を自分の力で工夫してなんとか良質にしていこうぞっが毎日の我々とはちがーう。友人も「ドレス素敵ですわねぇ!どちらで?」と聞かれ、「ニューヨークで」と言ったら、「あらー、あたくしも先日参りましたわ!」って、こっちは出張というガリガリの強行軍でいってるのですが、おそらくプチブルマダムな方々はバケーションでいらしているに違いない、クレドポーボーテのクリームや美容液も、30000円から50000円という、今時そんなお金をてめえの顔に費やせない!!それどころじゃないと尻がボーボー燃えてる俺とは違って、ひょいとついでに買っていらっしゃる、そんなマダムな方々が集われていらしたのですが。正直、俺はファンデと化粧水とクリームを買ったことが「ある」、そして友人は「ちゃんとお化粧したの成人式以来だよ!」という、「どちらの化粧品使っていらっしゃるの?」って聞かれたら、それは間違いなく、クレ・ド・バーユ(馬油)な俺達。





でもこの友人は、バーユどころか、顔洗いっぱなしなだけ。そのくせ、アラフィフなのにシワ1つないです。なんなの?美って?



因みにこのSHISEIDO、The GINZAは、SHISEIDOの化粧品すべてを試して購入もできるし、クレドポーボーテのオールハンドのエステ(すごく素敵でした)、パーラーなどのSHISEIDO系のレストラン、写真館もあり、一日楽しめそうな場所でしたよ!さすが日本の美容界の大御所、老舗ですよね。海外ブランドで、このような企画を自社内でやれる、また、このような製品を自由に試せたり製品から展開するエステなどのサービスを、ここまでやれるブランドはないです(いちおう世界一位のコスメブランドで勤めておりましたので言っときますが)。


とまぁ、カクテルパーティも終わりに近づき、そこからほんの1分もかからない場所にできた、SHISEIDOの本社屋ビルにある、ロオジェというレストランに行く時間となったのですが、これまた恭しく、「お車を用意させて頂いております」と。え??歩いて1分もかからないけど??お車でしゅか??



恭しくアテンドのおっとこまえさんに案内されてついていったら、TOYOTA レグザス待っとるやんけ。ほえーーっとため息、歩いたらすぐそこなレストランに、遠回りして(銀座は一通だらけだから)参りました。


次の記事では、ロオジェでの本パーティについて。


銀座ロオジェ
http://losier.shiseido.co.jp/

クレドポーボーテ
http://www.cledepeau-beaute.com/jp/

RICHESSE
http://www.hearst.co.jp/ad/richesse