「日本の未来について話そう」-日本再生への提言- | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!

ひゃー、やっと週末。ここんとこ、休みが休みになってなく、

また、職場の仕事が調子が良く、調子が良いというのは、

仕事が簡単という意味ではなく、あますところなく、力と頭を

効果的に使えるってことなんで、休む暇がないという意味で、

さらにアフター5のプライベートビジネスもあったりで、

もう惰性で動いているって日々に、

あの雪のヤロー!

通勤時に吹雪いてやがったもんだから、

バスが渋滞で動かず、駅まで歩いたわ。もうそれでヘトヘトだっちゅうのに、

すべての電車(3本乗ります)が遅れていて、牛車ですか?な

ノロノロ運転。

ほんでもって、今朝は授業参観で。



もう白い粉です。。。港で売って下さい。



なワシですが、まぁ、仕事は順調です。

職場では、また新たなお役目をアサイン(任され)されました。

やればやったでウザがられ、やらなければ糾弾の的になるよーな、

また無意味な作業や、無意味な気遣いしなけりゃならん

会社ばっかで働いていたので、

今の会社は、まっすぐに評価をしていただけて、

とても清々しく働けるし、忙しさを嬉しく感じます。


で、ボスのお部屋にあった本を、ちょっと手にして

パラパラめくったら、「お、これは?」と面白そうな手ごたえを

感じたので、そのまま勝手にお借りしているのですが、

これはねぇ、激しくオススメしたい本ですネ。




野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!

日本の未来について話そう

―日本再生への提言―





英語でも出版されていますヨ。


野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!
REIMAGINING JAPAN: The Quest for a Future That Works


どのような本かというとですね、
3月11日に起きた東日本大震災の後、
今、日本がどうするべきかを、様々な立場の人が
各々の視点で語った事を寄せ集めた本です。


「2011年3月11日日本を襲った東日本大震災、津波被害、
そして福島第一原発問題。現在世界の目が日本に
向けられている。日本は復興に向け動き出したが、
震災以前から抱える数々の問題は、依然、この国の
将来に影を落としている。国内政治の混乱や巨額の
政府債務、高齢化、硬直化した教育制度と若者の意欲喪失に加え、
技術や確信の分野での国際競争力の低下や外交問題など
憂事は尽きない。

本書は日本が直面するこれらの問題に対する国内外の
オピニオンリーダーの提言をまとめた一冊である。
著者の方々はその優れた洞察力のもと、
時折ユーモアも交えながら、愛情に満ちた腕によって
日本の過去、現在、そして最も重要な未来を描き出している。
グローバル企業のCEO、ピューリッツァー受賞者作家、
ゲームクリエーター、サッカー監督、民間人校長や
漫画化など幅広い顔ぶれの寄稿者が、それぞれの視点で
日本を語るというユニークな企画により編まれた本書は、
いまの日本を読み解くための手掛かりとなるだろう」

↑という本です。

まだ、読んでいる途中なのですが、
こう、なんてゆうんですかね?
世の中、様々なリーダーはいてもですね、
その人が自分の名前で本を出したり、
どっかのビジネス誌や新聞で意見を語ったとしても、
誰かに気遣ったり、テメエのビジネスの今後の展開を
意識するがために、ある部分は盛ったり、ある部分は
隠したりするもんでしょ?

だけど、この本は、まぁ編集しとるところが、
いわば、ニュートラルな存在で、でもって、
そういうリーダー達と腹を割って話せる存在でもあり、
世界で何が問題になって、その問題をどう解決していくかを
研究し、提案している立場でもあるので、
リーダー達も、オベンチャラや、既得権を守るための虚勢を張る
必要性がないワケですね、比較的。
なので、問題を、日本を、踏み込んで、切り込んで、深く洞察し、
深い部分からの、未来の日本へのベストな図式の集積しているという
印象です。


確かに、私のような、ただ自分の人生を必死で生きている民間人には、
読み流せるような、簡易な文章ではないのですが、
言葉、文章一つ一つに重みがあり、少しずつ(一日一人の文章)
読んでいるのですが、
あぁ、頑張れば、まだまだ新しい形で、国を栄えさせることは
可能なのだな、と、希望へのキーワードがたくさん詰まっています。


私、最近、努力は大事ですよ!と書いていますが、
その努力も、「努力したから、必ず実を結ぶ」ものではないとも
思っているんですヨ。
「わたし、努力したもーん」って、努力した事に、
胡坐をかいちゃいけないんですヨ。
各々の目標にしたがって洞察し、
何に対して努力した方良いのが考え、
的を得た努力をした方が、実を結ぶ可能性も
広がります。
たとえば、生活を楽にしたい、というのが第一の目標、
切実な願いであるならば、自己実現とか、昔からの夢だったの、
とかいうのは、後回しにして、確実にお金が入る事に対して、
時間を費やすことが、最終的に自分を助けるんです。

また、目標を持つことも大切ですよ!と書いていますが、
これも、自分の出来る範囲での、
社会貢献的な要素を含む目標があれば
なおのこと良いと思います。


確かに、男だ、美容だ、ファッションだ、美食だ、旅行だ、占いだーと、
華やかさは、仕事にせよ、役割を果たすには
バランスとして、たまには必要かもしれませんが、
その華やかさを出来ない時も、人には来るワケですよ、必ず。しかも突然に。
ましてや、その華やかさを人生の真ん中に持ってくるとね、
それが出来ない時が来た時に、人一倍、辛い思いをするわけですネ。
「できない」イコール満ち足りてないことにしてしまうと、
ヤサグレ感、100倍増しになりますもんね。
また、自分自分と、自分最優先せず、やはり、家族なり、彼氏なり、友人なり、
同僚なり、他人のために自分を我慢する経験っつぅのは、
人を強くしますヨ。何か起きた時の欠乏感や不安を
他人や華やかな事象に依存せずとも、自分で解決できるようになります。


で、自分のことを言うと、私、さいきん、ずっと貧乏だったし、
昔に比べれば、そういう華やかな要素は、生活の中での
比重はとっても低くなりました。
職場で満足じゃなかった頃は、華やか要素が少ない事が
時折、ものすごく悲しくなったりしたことあります。
また、家族がいて、なかなか自由にならない事も
昔と比べたら、増えてきました。
責任ある立場ですから、病気にすらなれないので、
遊ぶお金や時間があったとしても、やはりそこは
我慢しますよネ。
でもね、心の中で、これはやるべきだ!って
目標が出来てから、そして、それに対して動き始めて、
少しずつ、形が明確になってきてから、
例えば、同じご飯を誰かと食べるにしても、
そういう話題を中心にするご飯の方が美味しい。
華やかさんが足りない事が、まったく気にならない、
むしろ、どーでもいい、ってか、自分のやりたいことが
動き始めて、そして入ってきたお金に余裕ができた頃、
そういう華やかな事をしたら、
日々のストレスを晴らすためにやる華やかな事よりも
どんなに楽しいだろう?って思えるようになってきた。


また、これは幸運としか言いようがないのですが、
今の職場がとても精神的に健やかに働ける職場だということが
さらに、目標を持って毎日を過ごす自分に満足感を
実感させてくれる。

たーいへん、健やかなんですね~。


ストレスフリー(ゼロってことね)なんて世界は
ありゃしませんが、
ストレスさえ、甲斐性、スキルに変えてやらぁって
気になる。


つまり、目標を持って、的を得た努力をしようという向上心は、
一見、めんどくせーなーと苦痛に感じますが、
見えてきた時に感じる満足感は、
男だ、美容だ、ファッションだ、美食だ、旅行だ、占いだー
とは、比較にはならんほど、です。

楽になるって、なんだ、こういうことを言うんだなーって思ってます。


こんな満足感を、この年齢で感じるなんて、
想像もしたことなかったっすし、
もう年だし。。。とか、子供もいるし。。。とか、結婚してないし。。。とかね、
人それぞれ、何かしら、しんどい要素、抱えてるじゃないですか。
それが払拭されることは、難しい、けれど、
自分が変わればね、自分で自分を幸せにすること
できんだなぁって実感を、
生意気ではありますが、多くの方々にも実感してほしいなと
思うんですよネ。


でね、上にあげた本ですが、たいへん難しいことを書いてはありますが、
こういうトップリーダーと言われる人達の洞察や意見を通して、
自分が生きていく上で切り離せない、今の日本の現状を知り、
そこで自分はどういう風に満ち足りて生きて、
それがどんな風に、未来につながっていくのかなって考えると、
生きるヒントになるんじゃないかと。


そういう次第で、この本、オススメ致します。