蟹工船に揺られて | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!

ごーぶーさーたー!!!

ほんにご無沙汰すぎちゃって、こないだ生まれた子が

もう小学生?状態(←は?)ですわ。


も、あーた、とにかく、新しい職場にいってからというもの

数秒の暇さえなく、ご飯はおろか、

オシッコさえ行く暇が無いハードワーク。

無い「ほどの」ハードワーク・・・じゃないのよ!

ほんまに、オシッコ行けないのよ!


数分に一回はブログのネタに

なりそうな、ある意味美味しい出来事があるのですが、

ブログを開ける隙がない!通勤途中も、もう立ってるのが

やっと。。。という有様。ここ3週間で、数kg痩せました

痩せた・・・というか、久しぶりに会った人、


「ま、まさか・・死ぬような病気?」

って思われるんじゃないだろうか。


もーねー、とにかく、新しいボスは、

恐ろしく細かいうるさい

当たり怒鳴り散らし寿司~なヤローで、

おまけに男尊女卑らしく

さらに人種差別主義者じゃなかろうか?って感じですよぉ。


仕事に一生懸命なのかもしれないけれど、とにかく

秘書への要求度と当たり散らし寿司度が、

あまりにも広く高く山盛りてんこ盛り~。


仕事で要求度が高いのは、当然だと思うのですよ。

上司が働きやすいように、ゴールを達成しやすいように

仕事を整理することが、秘書の役目ですから。


でも、そこにさ、「こうじゃないとダメ!」って事が

やたらと加わる。


たとえば・・・


引き出しに入っている鉛筆の数、

飲み物の種類、

ブラインドの角度、

デスクとイスの角度、

ゴミ箱の中の様子

電気の調光


などなどなど。数え切れないくらい、瑣末なチェックが

入ります。


でもオフィスで働いているのは、私だけではないので、

他の人が会議室のイスを曲げて置いてったり、

映像見るためにブラインドを閉めたりして、

電気の調光を下げたりするので、

私が忙殺されているため気付かなかったりすると、

もう大変です。


怒鳴られます。


そして、こういう事にこだわるだけではなく、

たとえば、クライアントとの打ち合わせ、

内部の打ち合わせのスケジュールコントロールや、

誰にコンタクトを連絡を取るなどの

様々な秘書ワークも、こだわりがあり、順番などを

間違えたりすると、ダメ。

資料も、こだわりがあるので、毎度、どうするかを聞かなくてはならぬ。


接待もどこのテーブルを誰(レストランの偉い人)を通して

取ってほしいとかのリクエストもあります。

出張の電車の席ベッドのサイズまで決まっています。


ギリギリになってホテルを変えることになり、もちろん

ホテルの支配人を通して予約しましたが、お望みのベットの

サイズは無いと言われ、それを伝えたら、

けちょんけちょんに怒鳴られました


さらに、プライベートの事も頼まれ、もちろんこだわりが

あるので、すんなり行くことはありません。


おまけに、前任の人は、ある日突然、「来なくていい!」って

言ったらしく、何の引継ぎもありません

もちろん引継書もありません

なので、どこに何があるのか、必要な情報がどこにあるのか

殆どわかりません。


だけではなく、ここ数年、いったい何人、秘書変わったの?という

ほど、色々な方々のお名前が出てきます。あまり役に立たない

昔の引継書、5通見つけました


どれにも、

 「生意気な態度は嫌います。

 素直に従ったほうがいいでしょう」

的なことが書かれています。



なぁ、それって引継書に書くような事項か?



でね、さらに、どの引継書にも書かれているのが


「一度に3つ以上の質問をしてはならない」


です。

は?意味がわからない!って最初は思ったけど、

すぐ意味がわかりました。

いえ、わからせられました。


引継もなく、右も左もわからない状態、だけど仕事を

順調にするには、質問するしかないじゃん。で、色々聞いたら、


「ちょっとぉ!そんなにたくさんくだらないこと

 (くだらないだとぉっ?)聞かないでくださいよ!

 ぼくはいそがしいんですから!」って


英語で怒鳴られました。


一拍おいて、


「ジョウシキ、ナインデスカー?

 クウキ、ヨンデクダサーイ」





・・・・・・・なんつった?あんた、いま、なんつった?



常識無い?空気読め?


貴様ぁ、どこぞで、そんな日本語覚えてきくさった?


手を後ろにくめーっ!

歯をくいしばれーっ!!!


・・・思わず、コブシ、握りましたね。



派遣社員・・・数ヶ月後、正社員の採用が予定されてはいるが

派遣社員・・・。後ろ盾は弱々しいものがあります。

不況で、世の中、無職にあえぎ悲しみ苦しむ人々が増え続けて、

私も1ヶ月前は先が見えない不安との闘いではありましたけど、


けれどっ、


何故、こんなトックニ(外国)から来た南蛮人みたいなのに、

ここまで怒鳴られ当たられ蔑まされ、

違うフロアにクリップが一個落ちていたから

拾って来いと床を這いつくばらされ

リンゴに水滴がついていたからと、突き返され、

引き出しをあけた時に鉛筆が指に刺さってしまったから

「鉛筆入れすぎです!2本です!」と言われなければならないのか?


・・・敗戦国民・・・


そんな言葉がぼんやり思い浮かびました。

が、そもそも、あんたの国もそーいえば、負けておったわなぁ。


ってか、そんなに日本人が嫌って(いそう)んだったら、

何故、ここにいるの?

じゃ、反対に現代の日本人が、あなたの国にいって

あなたの国の人を秘書に雇って、同じようなことをするか?


いや・・・しないよ。しないしない。



ほんと、この3週間、平成という時代の蟹工船に揺られている

そんな気持ちになりましたよ。この労働と我慢が、お金に

繋がるから仕方ない・・・いや、しかし・・・

辞めれば、辞める時、辞めたい・・・と逡巡しましたわ。


ま、それほど大袈裟ではないのかもしれませんが。

本気で身も心もボロボロ、しんどいですわぁ!


私、転職回数多いですが、毎度、「えぇっ!?」的な上司や

同僚に出会います。今回も、友人にぐちったら、

「また?」って言われました。


かくなる上は、今回も今までも、「えぇ?」的な上司や同僚の方々

ネタにして、いつか本に書くぞ!

翻訳家としては、男が本音を包み隠さず明かした作品を書きましたが、

今度は、女が本音を包み隠さず明かした男の成功本、

書いてやるぞ!それには、今のボスのストーリーも何かしら

落としどころが必要よね。


ほら、言いっぱなしの本って、つまらないじゃない?

どこか、納得したりできる、落としどころが必要だと思うのじゃよ。


さて、いつまで身体が続くかわかりませんが、

オチを探して、また明日から出勤してくっぺー!


そんな毎日です!プロレタリアートブログです!!!


まったね~!