夢にまで見た伊勢神宮へ行ってまいりました。
本当に神様が住んでいる場所、守っている場所、という場所。
そして、まさに夢に見た光景を目にして、また、夢の中で
一緒にいた友達も、その光景を夢と同じ場所から眺めて、
人間の予知能力っていうものを、初めて信じる気持ちになりました。
私が夢で見た、その場所、それは五十鈴川でした。
伊勢神宮の内宮で、五十鈴川のほとりに行けるのは
一箇所なのですが、まさにそこから、友達と川の中で
大暴れをする大ウナギを見たのです（さすがに大ウナギは
いませんでしたが）。
天に向かって真っ直ぐそびえ立っている大きな木、思わず抱きついたら
とても安心した気持ちになりました。大きな苔むす岩、触れてみると
ヒンヤリとしていながらも、苔の生命がうずいている温かみがあります。
五十鈴川の水は、手を入れると、とても穏やかな気持ちになります。
そんな大自然の中で、ぬくぬくとカタツムリや色々な虫が
ひっそりと暮らしていました。これはオサムシだろうか？
大自然の中にある神殿に参拝。下宮、内宮と歩くうちに
浄化され、最小単位になった自分で、これからの未来を
祈る。祈り終わって目をあけると、神殿の内側を仕切っている
御簾が風でふわぁりと持ち上がり、神様側が見えた。
御簾にしろ、鳥居にしろ、そこから見える光景や風景は
まるで額に縁取られた作品のよう。
神様が祭られている祭殿は、柱や屋根のデザインや色が
外国の宗教の教会とは違って、地味ではあるけれど
とても深く、周りの大自然と調和している。
初めてミニマリズムの魅力を理解できた。
「和風」の和。「和む」の和。「平和」の和。
和は良い。
邪念を追い払った、と思えた。そう思える精神状態に
持っていけた。ありがとう、神様。
内宮にあったお池。こんな澄んだ心になったかしら？
伊勢神宮に行く前に、ちょっとした仕事で行った
農場で見た多肉植物君。特殊な鉄分を含むお水で
育ったので、親葉っぱに子供がこんなに宿していました。
可愛い！
