このブログは当時の記録を元に時間差で書いています。

 

現時点でも妻は入院しており想定を超えて長期に及んでいます。

 

このブログが“今“に追いついた時には明るい未来が待っていることを願います。

 

急に涼しくなってきました。

それもそのはず、もう10月。

 

パピコさんが入院してからイベントが無くなってしまったので

季節感をほとんど感じることがありません。

 

その割に時間の進み方は早いように感じます。

というより自分の中の時計が完全にぶっ壊れていました。

 

特に妻が入院して1〜2ヶ月は自分の想像と現実の乖離が激しかったので、

時間というバケツの底が抜けてドバドバ漏れているような感覚でした。

 

もしかしてタイムマシーンの原理ってコレ?

(絶対違う😅)

 

 

 

  入院40日目

 

水曜日。

 

いつものように職場からスッと消えて病院に行く。

社長には事情を説明して了解をもらってはいるが職場の仲間には何も話していない。

ただのサボりの常習犯だと思われているかもしれない。

 

今週に入り月曜、火曜と夜にパピコから電話があった。

 

「ナツは元気?お父さんとお母さんは大丈夫?」

 

と、こちらの状況を心配しているような内容。

はっきりとは言わないが幻聴に何か言われて心配になっている様子だ。

 

「大丈夫、大丈夫、何も心配いらないよ」

 

と返すのだが、心配している対象に僕が入っていないことが若干不満だ。

 

病院には11時15分ごろに到着。

面会だけでなく差し入れなども11時半までと言われているので急いで病院に入る。

 

受付では面会しなくても面会申し込みの紙を書かなければならない。

そしていつものように名前を名乗る前に病棟に電話をしてくれる。

電話で確認が取れたら面会しないのに面会申し込みを渡す。

 

これを無駄なやり取りと思ってはいけない。

誰かが必要としているのだろう。

 

先週でコロナの制限は解除されていたが、

面会は週1回と言われたので今日は衣類交換だけだ。

受付で許可を得たので長い廊下とエレベーターで病棟に向かう。

 

病棟に着いたら看護師さんが出てくるのを待つ。

いつものように「もしかしたら忘れられているかも?」と不安になった頃に来てくれる。

 

たまに待っている僕を見て「インターホンで呼んでもらっていいですよ」と

声をかけてくれる通りすがりの看護師さんがいるがそれでも待つ。

 

信じたら救われそうな気がしている。

 

看護師さんに持って来た衣類を渡して代わりに洗濯物を受け取る。

他に写真などもあるのでその場でチェックを受けて問題なければ完了だ。

 

全てが終わったら本人の様子をそれとなく聞いてみる。

 

「うーん、なかなかねえ・・・」

 

と言ってそれ以上話してくれない。

いろいろと話してくれる看護師さんとそうでない看護師さんがいるが、

今日はそうでない看護師さんだった。

 

こちらから呼び水として「幻聴とかまだある感じですか?」と聞くと、

 

「うーん、ですねえ・・・」

 

どしたんでしょ?

誰か人質にでも取られて口止めされてるんかってレベルで重い。

 

まあ、あまり変わりはなんだろうと電話の反応などで想像はしていたので

なんとなく状況は理解できた。

 

先日主治医の先週の話を聞いたばかりではあるが、

1ヶ月以上経って良くなるどころか悪くなっているようにすら思える。

 

流石に心配が募る。

 

つづく