飼い主と犬! | 飯高山荘のブログ

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犬は犬種によって性格、行動、習性がちがいます。
人々の習慣でも適応性に違いがあります。

よく目にする光景は、肥った人が飼うと犬も肥っており、神経質な人には同じように神経質な犬が飼われているようです。
犬の側でいつの間にかそのような体質を受けてしまったのではないでしょうか?

体格の大きい人も、小じまりした人も、ともに小型犬愛玩犬を飼育していたとします。
この両極端な人が選んだ、この小型犬は同じような好みによったものでしょうか?

同じ犬種なら、一応皆似たような性格や体質であるかというと個体差があり環境も考量しなくてはなりません。

仔犬が環境に対して適応する能力は相当高いと評価されています。

例えば、その飼われた家庭は他の家庭とは一風かわった雰囲気があったとすると、そのような雰囲気に素早く馴染んで融けこんでいきその家庭では正常な性格と行動を身につけた犬に仕上がってゆく、この犬を外部から眺めると妙な癖の犬、奇妙な犬と批評を受けることがあります。

一日4空5回の食餌を与えられるが、他の犬は1回の場合もこの習慣が植えつけられる、双方の犬は満足して元気に生活している、この犬が何かの機会に獣医病院に入院するとか、訓練所に預けられたら、飼い主から離れたという孤独感、今までとちがった食餌の内容、与えられ方など、かなり大きな打撃となり相当な環境の変化です。
神経質な犬にとってはこの絶望感はどんなに大きな生理的影響(ストレス)を持つことになります。

飼い方に良し悪しはありませんが、犬は飼い主の習慣に馴染んで融けこんで行きます、犬の適応性についてまでも思いをおよばして、犬の待遇をどのようにすべきかをもう一度考えなおしてみましょう。