幼犬期の特徴と飼い方ポイントは!子犬販売ブリーダー | 飯高山荘のブログ

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柴子犬の幼犬期(生後3か月前後~7か月前後)の特徴と飼い方ポイントは!子犬販売ブリーダー

この時期、心身ともに変化の大きいときです。自我が出てきます。
新しい環境にも慣れてきました。散歩に連れ出し外の世界から刺激をたくさんうけるようにします。
この時期、多くの柴犬は積極性を見せますが、なかには消極的なものもいます。
柴犬は元来先祖から受け継いだ猟犬性をもっていて、動くものには興味を示します。
 
5か月前後になるとオスはオスらしく、メスはメスらしく違いがはっきりしてきます。
オスは、思春期ともいえるこのころから縦社会生活での強さを誇示し己を主張するようになります。
しかし、飼い主を困らせるほど強く自己主張をする柴犬は少ないものです。

この時期のしつけはしっかりと行ってください。
性格の強い強い犬には強い態度で接し、「ボスは飼い主とその家族である」ということを、普段の行動の中で、犬が納得するまで教育してください。
反対に、急にオドオドして神経過敏になる犬がいます。犬を怖い目に(例えば棒切れなどでたたくしぐさなど厳禁)あわせたら立ち直りに相当の時間を要します。

成長が真っ只中のころは、精神も不安定になるのでしょう。多くは一時的なものですが、成長するまでの間に新しいものや思いがけないことに遭遇した場合情緒不安定になります。
そんなときには、自信を持たせるように日常生活の中で声をかけて、優しく接してください。

食事と作法
発育が大きいこの時期の食事は質、量ともに最も気を使います。
体を作る基本はタンパク質、活動の源は脂肪です。
育ち盛りの体を筋肉体質に育てるためには、動物性のタンパク質は十分に与えます。
(例、チキン肉、ラム肉、小魚、卵など)
ただし総カロリーは洋犬種にくらべて抑えぎみにして、脂肪分の与えすぎに注意しましょう。

早く大きく育つようにと、食品以外にカルシウム剤などの薬品を多投与してはいけません。
カルシウムには骨や歯を強くする働きがありますが、骨を伸ばして体高を高くしたり、欠歯をなくす作用はありません。体高や欠歯は遺伝によるものです。

食事中飼い主が近くに寄っただけで威嚇してうなる犬がいます。
どんなときも飼い主に逆らう行動を許してはいけません。食器をいじったり、近くに寄ったりしても怒らないように幼少のうちにいけない行為であることを態度で示してしつけます。
 途中で食事を中止させても飼い主の意見は絶対であることを犬に教えるようにします。

柴犬の体高は7か月ごろまでに定まります。
体高は遺伝によるものとされていますから、食事の質や量を増減したり、その他の方法で体高を変えるのは不可能です。
無理な調節は心身の成長に悪い影響を与えます。

そろそろ戸外へ連れ出す準備をします。
最初は首輪をいやがりますがじきになれてきます。
初めは運動と言うより散歩程度と考えて家の周りの様子を覚えさせます。
リードをつけたらしばらくの間は゛慣らし運動゛という気持ちで行いましょう。
あっちへいったりこっちへ来たりと、最初は歩くのも下手ですがリードを左手に持って少しずつ歩き方を教えます。

性格の強い犬はグイグイ引っ張り飼い主などおかまいなしに勝手に歩こうとします。教育の第一歩です。飼い主の左側を歩くこと歩行中は飼い主の前に出ないようにすることを教えながら歩きます。
用心深い犬や気の弱い犬の場合は周囲を気にして歩こうとしないことがあります。そんなときは声をかけながら少しずつ歩きます。

気のやさしい犬に「さあ歩け!」とばかりに強引にリードを引っ張ったりしてはいけません。
自信がつくように気長に慣らしていきましょう。

飼い主もそれぞれの犬の性格に合った接し方をするように心がけましょう。
性格の強い犬はさっそうとしていますし、やさしい犬は飼い主の言うことをよく聞きます。
自分の犬の長所や短所を理解して、特徴をつかんで飼うのは楽しいものです。