こんにちは、ガネーシャJr.です。
千葉ニュータウンの中には幾つかの調整池がありますが、千葉ニュータウン中央駅の南にある戸神川防災調整池は千葉ニュータウン造成時に造られた一番大きな調整池です。
周囲は樹木で囲まれて、ニュータウン大橋から見える景色は山奥の湖の雰囲気でした。
カモやオシドリやカイツブリ、各種のサギやカワセミも見られたそうです。
少し前までの冬はハクチョウも飛来して、ニュータウン大橋からも眺められました。
調整池に集まる水鳥の中でもカワウとサギはコロニー(集団営巣)を作る大型の鳥で、全国でもカワウとサギのコロニーの生活被害は大きな問題になっています。
今の戸神川防災調整池はカワウとアオサギのコロニーになってしまい、ニュータウン大橋から見える景色も変わってしまいました。
樹木は水鳥も糞害で真っ白く覆われてしまい、枯れてしまわないか心配です。
カワウのコロニーは池に面した樹木の水辺に近い枝に巣を作り、サギの仲間はその樹木の高い枝にコロニーを作りました。今はカワウとサギのコロニーは共存しています。
しかし爆竹を鳴らした3~4時間後は何もなかったかの様にサギが並んでいました。
カワウとサギのコロニーが出来て、数が増えてから他の水鳥が少なくなりました。今は数羽のカモが時々泳いでいるだけで、水面にはカワウと樹にはサギが溢れています。
またここの調整池を追い出しても、印西市内には似た様な調整池がたくさんあります。また他の調整池からは大きな被害は聞こえてきませんが、他に広がらないか心配です。
美しい印西里山を守るのは大変だと感じているガネーシャJr.でした。