こんにちは、ガネーシャJr.です。
先日、自治体四季報の2023年のランキングが発表され、印西市は「全国自治体経営力ランキング」は前年度は3位でしたが今年は総合評価第1位に選ばれました。
人口増減率2位(流山の次ぎ)、人口一人当たり自治体純貯蓄額200位(金持ち数?)、地方税収増減率76位(前年度58位よりダウン)、人口一人当たり職員人件費210位、人口一人当たり地方税収125位でした。
財政難で困っている自治体が多いなか、印西市は財政豊かな自治体と言えます。
印西市は千葉ニュータウンの開発で発展して来ました。一時は千葉ニュータウン開発縮小で印西市は停滞していて、その頃の経営力は酷かったと思います。2004年の市町村合併は白井市民の住民投票で反対され撤回されました。
その後2005年モア、2006年イオンモール、2007年ビックポップの大型ショッピングセンターが完成しました。そして2014年泉野に初めての大型物流センター、2019年は鹿黒南に最初のグッドマンイースト、大塚には初めてのコルト社データセンターも出来ました。
千葉ニュータウンの発展で印西市は板倉市長がなった2012年から7年連続で住みよさランキング1位の人気の街になりました。
申し訳ないですがこの発展の殆どは行政の手腕ではなく、たまたま千葉ニュータウン未開発の空いた土地があったからだと思います。
そして印西市の発展はグッドマン ビジネス パークの開発が大きいと思います。
しかし千葉ニュータウンは殆ど開発されて未開発の空地は無くなってしまいました。
今印西牧の原駅近くに建設中の新しいデータセンターは集合住宅隣のビックポップ ショッピングモールの駐車場だった場所です。
自治体経営とは「住民の持続可能な幸福を実現する力」だそうです。
千葉ニュータウンの開発は殆どが千葉県が行っていて、印西市はただ場所を提供しただけでした。千葉ニュータウン開発や事業縮小も、印西市は殆ど関わっていない受身の体制でした。千葉ニュータウンに進出する企業に対して、何の誘致活動を起こしてはいません。
今回の自治体経営力1位の結果は、偶然に降って沸いた企業の進出によるポイントのお蔭たと思います。
今年は印西市の市長選挙が行われます。
今回の選挙はこの豊かな自治体経営力をどの様に扱うかが争点になると思います。
大きな改革を唄わず、財政を危機時や緊急対応に使用するやり方もあります。
現市長の行ったコロナ緊急事態時の印西市特別助成金は企業や市民は助かりました。
いずれにせよ、自治体経営力をどの様に活かすかは首長の手腕に委ねる事になります。
多くの市民に投票して、素晴らしい市長を選んで欲しいなと思います。
印西市がもっと住み良い街になる事を願うガネーシャJr.でした