印西のゴミ処理施設を見学 | ガネーシャJr.の印西暮らし

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2015年迄印西市ではんこ屋を営んでいたガネーシャJr.と申します。角膜と硝子体の目の病気ではんこ屋を閉店しました。
里山と近郊都市の両立する印西市が大好きで、市内を散歩しながら見た事や行政に感じる事を個人的見解で書いています。どうぞ宜しくお願い致します。

こんにちは、ガネーシャJr.です。

印西市役所クリーン推進課主催のバスツアー「ゴミ・リサイクル施設見学会」に参加して来ました。

市民参加の無料のバスツアーで、印西市内のゴミ処理施設を廻る見学会です。20名の市民が参加しました。

最初は印西クリーンセンターです。印西市・白井市・栄町のゴミが集まり焼却しています。
クリーンセンターは2回目の見学です。 
ここは焼却の制御室、ここの司令塔です。

その後近くの大塚にある、熱供給エネルギーセンターを見学しました。
クリーンセンターのゴミ焼却余熱の蒸気で温水と冷水を作り、地域の企業ビルに送り冷暖房等に利用しています。ゴミ処理施設の余熱利用は日本で5箇所しかないそうです。
ここは写真撮影禁止でした。

次は小林にある(株)印旛本埜共進さんです。空缶・空ビン・粗大ゴミを収集して、リサイクル用に分別・中間処理しています。
空缶を鉄・アルミと分別、固めています。
あっという間にこの形に。
空缶は一枚の板の様に完全に潰してあると固まらないそうです。少し立体の形が残っている方がこの固まりになるそうです。
空ビンは無色・茶・他の色別に分けてから、粉砕します。
粗大ゴミは人間が分解して、素材別に分けます。電化製品や家具も分解していました。
そこから有価物回収をしています。
構内は販売店の様に並んでいました。

次は松崎台の(株)佐久間さんです。古紙とプラスチック・ペットボトルのリサイクル中間処理施設です。
古紙は新聞紙チラシ・段ボール・その他の紙に分別します。
種類別に圧縮して再生工場に送ります。
ペットボトル・プラスチックも分けて出荷します。出されたゴミを人間が分けていました。

最後は岩戸にある焼却灰の一般廃棄物最終処分場です。
クリーンセンター焼却灰の埋め立て地です。灰の上に土を被せて埋め立てます。
勿論地下水に影響ない様にしています。
広大な敷地ですが、上に被せる土を掘ってそこに焼却灰を埋め立てています。
これでも全体の1/3位しか写りません。
この処分場は後60年は満杯にならないそうです。ガネーシャJr.が生きている間は安心です。
ただ多分ここは谷津だった場所と推定します。
一つの広大な自然の谷津が人間の出すゴミの為に消滅した事は確かだと思います。

やはりゴミについて考えさせられました。気軽に出しているゴミですが、こんなに苦労して処分しているのです。
せめて出すゴミの分別だけはキチンと行わなくてはいけないと考えさせられました。
今回は行政の手先になったガネーシャJr.でした。