【雑記】「おれの女は帰蝶だけ」完走しました。 | 判家悠久 Walk On & Stay Safe

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常住座臥。それも日々の泡に過ぎず。

カクヨムの「おれの女は帰蝶だけ」完走しました。

 

 

・おれの女は帰蝶だけ - カクヨム 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054892390084

 

 

 

 

短編時から始まって、2019年12月23日 - 2021年6月5日の約1年半と、12万字にしては期間が長かったですね。でも根気よくpv900超え迄お付き合い下さりありがとうございます。

 

書くきっかけとなったのは、「麒麟がくる」の帰蝶降板騒動です。本来の帰蝶を払拭し且つ芯の塊に出来るかなと、そのアプローチが根源にあります。その「麒麟がくる」ではその新像で払拭出来たと思いますので、創作とは本当に尊いものです。

 

一応短編時の3話構成でとどめ置くつもりが、ついプロット通りの長編を書いてみようかに。そこには短編時のコメントが、新しい信長像を作り過ぎとも有りでして。

いや、そういう事言われてもですけど、当初のプロットの道なりから考えると、そんなんでもないのですけどねの奮起は、ちょっとだけはあったかもしれないですね。

 

 

変遷としては。最終話が幾つか有ります。

短編時3話。「第11話 1582年6月 京 本能寺 永劫」

 

1年長での長編時。「第13話 1601年7月 若狭国 小浜新城城下町 残党狩り」

 

後は私の中の最終話に止めようとした、プロット予定時の。「第14話 1993年6月9日 東京都新宿区四谷 Destiny」

 

後は第7回 角川文庫キャラクター小説大賞の応募に参加していて、その期間中に、このまま終わるの寂しいな、ああもうちょっと書くべきかなになったのが。「第15話 1995年6月10日 東京都目黒区 京極感謝冠婚葬祭式場 Fly Me to the Moon」

 

その募集1年期間に及ぶ、第7回 角川文庫キャラクター小説大賞ですが、降りたものの感謝しかありません。

 

第7回 角川文庫キャラクター小説大賞

 

 

 

 

締め切り直前で降りた経緯は、レギューレーションが気になって事務局に再確認したのですよ。「おれの女は帰蝶だけ」はカクヨムコン短編部門から発してるので、いざ新作の定義となると、どうしてもの完全新作らしいです。ここはカクヨム経由公募でもあるので、新作かどうかはもうネットで公開になってるのにもと。同じKADOKAWA系列でそこ迄厳密なのかなでした。

 

とは言え、募集1年期間に及ぶ第7回 角川文庫キャラクター小説大賞がなければ、生まれなかったニュアンスもあったし、その中で育まれた「第15話 1995年6月10日 東京都目黒区 京極感謝冠婚葬祭式場 Fly Me to the Moon」も書かれなかったとは思います。

 

ですが筆致とは、真の最終話は心の中に秘めて余韻を紡いでこそが小説でしょうけど、良いじゃんではです。信長も帰蝶の縁とはそうであろうですから。そう、ジャンルが歴史ではなく恋愛にしてるのはそういう流れです。

 

 

 

後は作中の鳳来寺は有ります。三河界隈の方々、ああ、きつ過ぎるあそこねですよね。何がキツイかどうかは、インターネットでは決して分かりませんので、興味本位だけ行こうかは決して避けて下さい。くれぐれもですよ。