美唄市茶志内町3区
どこの街も幹線道路、いわんや駅前通りの衰退は如何ともしがたいもので、この街にこんなデカいホムセンが郊外にできてしまえば、高度成長を支えた金物屋さんは太刀打ちできないってもんです。もちろん雑貨屋さんも、自転車屋さんも、文具屋さんも・・・。
そんな複雑な思いを抱え、元気なお店で人気者の”とりめし””ラーメン”といきましょう。
人の味覚ってのはいい加減なものですから、「バカ舌が 思う一杯 味ウスメ」などとココロの俳句を詠んでいると、隣のテーブルでも同じことをコトバに出してしまっています。
でもね。こういう事らしいです。
塩味は温度が高いほど柔らかく感じ、逆に低いほどきつく感じます。
なるほど。!!!
とりめしは、安定の旨さ。
石炭から石油へのエネルギー政策、産業構造の転換、人口減少、ITやらAIやらの時代の進化❓
とはいえ、信楽焼のタヌキの股間はどっしりと安定しており、この季節においては無理やりウマのエサになるカボチャを傍に置かれたところで何の違和感も無く堂々と受け入れる度量と貫禄が漂っています。
変わるもの変わらぬもの、その辺の「人の曖昧さは何の意味もない。」と明後日の方を見つめ続ける姿にこそ、この街の安定した未来があるのかもしれません。
炭水化物+炭水化物=なまら旨い。
美しい数式が立証されるお店です。