相棒。 | ゆるくないべさ Vol.2

ゆるくないべさ Vol.2

「この道を行けばどうなるもの・・・」でもないんです。行けばわかるさ。ただのヨタ話。


しらかば茶屋
美唄市茶志内3区

エネルギー政策の転換のあおりを受けて43年前に閉山。
ちょいと足を延ばして歴史探訪すれば、すんげぇ山奥の三菱美唄炭鉱のあった常盤地区って中学校もあったらしいです。数千人の人口があったと思います。民家はゼロ。
今じゃ草が生い茂り、ふれあい公園で「クマに注意」の看板。ふれあいたくないものです。
さらに奥へ進めば、ニューディール政策よろしく公共事業の典型の多目的ダム。いくらかでも、街と地域の疲弊を遅らせようとしたんだろうね。

確たるルーツはわからないけれど、長い歴史のある”とりめし”ときたらラーメンです。



星 飛雄馬には花形 満、一条 直也には結城 真吾、アンパンマンにはバイキンマン、と相場は決まっていますから、ラーメンセット(とりめしと塩ラーメン)


鶏肉と玉ねぎが入った少し薄味のとりめし。傍らには、少し濃いめの味付け鶏脂の利いたラーメン。


もちろん単品でも十分楽しめる。知ってる人は、いつも通りセットメニューで、知らない人はお腹を空かせて是非セットメニューで。
ライバルではなく、いい相棒だと思うはずです。





歴史に翻弄されても生き続けるたくましさ。「共同制作」「共同作業」のことを今じゃコラボ?っていうのでしょうか。

理知的な杉下 右京には少し粗野な亀山 薫という感じが好きでした。



金八先生が「“人”という字は、人と人が支え合ってできている」と言っていたのを思いだします。

セットメニューは、とりめしとラーメンが美味しく支え合ってできており、今までもこれからも幸多かれと祈る次第です。