アナログ。 | ゆるくないべさ Vol.2

ゆるくないべさ Vol.2

「この道を行けばどうなるもの・・・」でもないんです。行けばわかるさ。ただのヨタ話。


丸長 そば店
留萌市栄町1-4-25

割れた看板はやんちゃな酔っぱらいの前蹴りのおかげでしょうか。
少女はオトナになり、「サー!」と叫べど悔しいこともあるでしょう。まだ途中とはいえニッポンは頑張っているわけで、スーパーモンキーズのボスザルの歌声やちょいと不良っぽい踊りが好きなホストっぽい方々の歌声がこびりついて仕方がないこの頃です。本当のところは毎日気になって録画を再生するのは夢は夜開く方の娘さんが、♪普段から~とビブラートの利いた歌声です。

普段から食べているラーメンといきましょう。



大衆食堂の基本を押さえた、蕎麦屋さんが拵える一杯というものは大変ありがたく、AIもITもペッパーくんも関係なく、浜育ちらしいイントネーションの少ない単調な低い声で「ちょっと時間かかるけどいいかい。」の一言も趣なんだと嬉しく受け入れる次第です。


この少し前の時間帯は、そらもうネウティヴが集ったもんだから大変で、外国語かと見まごうばかりのマシンガントークの応酬。互いに怒りを伝達しているわけではなく「ンヤンヤ、シバラクダベ・・・オメダ・・・ダラ・・・ンダ、イモワモネベ・・」と笑顔なわけで、大きな声の話し合いなのです。まだまだ、集中してヒアリングしなければ、スピードラーニングもあったものではありません。(笑)


昭和の家にはよくあったクマ。
なぜか平成生まれの若者のリクエスト(不思議な子です)で爺さんが快く贈与。
(10キロ近くあるデカイ木彫りの熊!)

国際単位が変更されてもいまだ現役の「アッコニカケタル気圧計サ(ヘクトパスカルではない)イラネ」と言われ持ってきてしまうあたりも、木彫りの熊を欲しがる不思議な子の父親足る所以です。(笑)


未だ現役。
人間の英知を集めたデジタル技術を否定するものではありません。

ただ、蕎麦屋さんが拵えるラーメンも昭和の気圧計も根底にあるのはアナログな技術の粋であり、それを自慢してる以上、ご当地の味わい地域気象観測のため、ありがたく受け賜わるココロが大切かな。(1976年制の気圧計はきれいに磨いてみます)
悪魔の実を食べ能力者になり、海賊王を目指さなくとも、謙虚さだけは心の奥底でメダリスト並に鍛え上げられたなら、ガッツポーズが自然と出てくるというものです