新年あけましておめでとうございます!
今年も楽しく模型を作りましょう〜。
年末からP.K.A 宇宙タイプの「カウツ」を制作しておりますが、年明けは息抜きも兼ねて妖怪「油すまし」です。
このキットはボークスさんの「塗るプラ」シリーズで、その名のとおり塗装に重きを置いた小粒(ガチャーネンと同じくらい)のキットです。
組み立てはディティールの再現に必要な最小限な分割で、組むのもあっという間、台座やモールドが素晴らしくてミニチュアゲーム「ウォーハンマー」の駒みたいですねえ。
パーツの分割のお陰様で塗装も楽々。
写真が暗くてよくわかりにくいのですが、写真向かって左側の台座には塗装時に持つ取手があって、完成したら切り離します。
全体的に雨上がりの雰囲気を頭に浮かべながら塗装しました。
この「油すまし」という妖怪は熊本県の天草の伝承に出てくるものですが、この伝承は容姿の記述はなく、山中でこの妖怪の話をしたら返事をする系の怪異譚なので、このデザインは水木しげる先生のオリジナルキャラです。
蓑のモールドも雰囲気があります
朽木の裏にはカブトムシがおります。
あとは飾り台を仕上げてやれば完成です。
製作にかかったのは3日ですが、ほぼ乾燥時間なのでした。
塗るプラシリーズには鬼太郎やネズミ男に猫おんな等々水木キャラがならんでいますが、水木しげるの妖怪のプラモといえば旧日東科学にも油すましやネズミ男等キット化されていましたね。
日東のキットはSF3Dを買うのに手が回らなくて買ってなかったのが悔やまれます。