令和元年記念 北斎展 | 落書きです

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いろいろとね…写真が多いのは文章を考える力がないためです。

令和元年記念 北斎展[HOKUSAI] リ・クリエイト(複製画)で天才絵師、北斎の謎と技に大接近!


そごう美術館でたまに行われる、リ・クリエイト。昨年はフェルメールの全作品の複製画が展示されていた。
今回は葛飾北斎。その中でも富嶽三十六景を中心に、富岳百景、北斎漫画、浮世絵制作過程が展示されている。
今回も複製で撮影も全てOKです。最近は本物でも撮影可が増えてきましたけどさすがに全部はないですよね。

何となく有名そうなのをピックアップしてみた。

神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)

海外ではグレートウエーブの名で知られモナリザに並ぶ有名な絵として知られます。荒れ狂う海の波頭が砕ける瞬間、大波に揉まれる3艘の舟の奥に小さめに描かれた富士山。1度見たら誰の脳裏にも残る傑作です。

凱風快晴(がいふうかいせい)

赤富士とも呼ばれるこれも神奈川沖浪裏と共に北斎の名を世界に知らしめた1枚。凱風とは夏にふく柔らかな南風のことをいうそう。本来、赤い富士山ではなかったみたいだが版元の西村屋が本来もっと色の薄かったこの絵の富士山を赤くして現在の絵にしたそう、おかげでより人気の絵となりました。

山下白雨(さんかはくう)

凱風快晴が赤富士ならばこちら山下白雨は通称、黒富士。夏の激しいにわか雨を白雨というらしい。穏やかな凱風快晴とは違い雨雲に覆われたのか富士山の下のほうは山が黒く染まりその裾野には稲妻が走る。神奈川沖浪裏、凱風快晴、本作の3つが富嶽三十六景の3大役物と呼ばれます。

尾州不二見原(びしゅうふじみがはら)

3大役物ではないが丸い巨大な桶の中に職人と遠くに小さな富士山というとても大胆な構図が目を引きます。絵の場所は名古屋市中区のあたりだそうで実際には富士山は見えず、南アルプスでないかということです。

巨大なフォトフレームも用意されています。


7/27〜9/1まで。
大人 1,000円、大学・高校生 800円、中学生以下無料