この間ようやくフェルメール展 Making the Difference:Vermeer and Dutch Artを観に上野の森美術館へ行ってきました。
最大にして、最も贅沢な。フェルメール展なんだそうです。
HPより。
日本美術展史上最多のフェルメール作品9点が東京に。
寡作で知られ、現存作35点ともいわれるフェルメール作品。そのうち、日本初公開の「ワイングラス」「赤い帽子の娘」「取り持ち女」を含む9点が、欧米の主要美術館から特別に貸し出されます。来日するフェルメール作品は、すべての作品がひとつの部屋に飾られます。その名も「フェルメール・ルーム」。
東京展では前半に「赤い帽子の娘」、年が明けてから「取り持ち女」の作品入れ替えがありました。
同じ日本初公開なら自分的には「取り持ち女」でしたので年明けてからと思ってたら会期末近くになりましたが日時指定入場制のおかげか昼ぐらいに行ったせいか割合のんびり鑑賞することが出来て良かったです。そうは言っても、最初2500円は高いなと思ってましたが音声ガイド全員無料もありますし、観終わったらそうでもないなと思えました。
いっぺんにフェルメールが見れる機会はそうはないでしょうから行けて良かったです。
会場に入るとフェルメールルームへ行く前に17世紀オランダ絵画の傑作約50点。フェルメールだけではなく、ハブリエル・メツー、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンらオランダ同時代の絵画と合わせた約50点を通して、17世紀オランダ絵画の広がりと独創性をご紹介します。の展示があり展示室作りのせいか、こっちのほうが混み合ってるぐらいに感じました。これもまたフェルメール以外も良い物が来ています。
各作品には絵の横にある解説がなく代わりに入り口で青い解説入り冊子が渡されます、他の人が邪魔で解説が読みにくいってのもこれならありませんね。
構成は。
第1章 オランダ人との出会い:肖像画
第2章 遠い昔の物語:神話画と宗教画
第3章 戸外の画家たち:風景画
第4章 命なきものの美:静物画
第5章 日々の生活:風俗画
第6章 光と影:フェルメール
東京展はもうこの週末で終わってしまいますが2/16からは大阪展が始まります。大阪では6点に減ってしまいますが東京展で展示されない「恋文」が展示されるそうです。
大阪展は入場料が下がりますが日時指定ではありません、どんな混雑具合になるのやら…