
そうしたことからも、企業側からすると、彼らが自信のないように見えたり、表面的には自信があるようなコミュニケーションをしていたのにも関わらず、何かが起きたときに急に自信を失ってしまう恐れもあります。もともと改定前の倫理憲章には、採用広報活動の開始時期について明示していませんでした。ところが2013年卒対象のタイミングで改定され、採用広報開始時期が「12月」とされ、それが「12月解禁」と盛んに報道されたことから、彼らはある意味でスタートの時期を初めて認知をした世代と言えます。今回の倫理憲章の改訂では、情報収集自体を止めたわけではなかったので、やろうと思えばいろいろできたはずです。それなのに「就活は12月から」という言葉が若干一人歩きしたために、12月までは極端に言うと何もせず、12月からやればいいと思い込んだ結果、理解を浅くさせた可能性は否定できません。もともと自信を持ちにくい環境で育った世代だからだと思います。ゆとり教育を受け、就職情報 四国 物心がついた頃からずっと不況のなかで育ち、同時多発テロ、イラク戦争などを多感な時期に経験し、食品偽装などもあった。何を信じたらよいのかわからなくなった世代なのでしょう。また、年齢の幅はありますが、彼らの親の多くがいわゆる“逃げ切り世代”の下の世代で、頑張ったにも関わらずに退職金や年金に恵まれない可能性もあり、一方会社では突然パソコンやメール、英語をやれなどといったことに始まり、過去の蓄積を否定されるような経験もしてきています。"