
病院に入院したくないと言っている高齢者を説得して欲しいとか、ゴミ屋敷になっている家に誰が住んでいるかを見に行って欲しいとか……。でも、介護保険が始まって行政も地域にどんな高齢者がどれだけいるかの実態把握に努めるようになりました」現在、同診療所では島田氏はじめ8名の医師が、板橋区内に住む在宅患者約700名と施設入居患者約700名の往診を日々行っている。自分が担当する患者に何かあれば、非番の日でも24時間駆け付けるのをモットーにしている。「休みの日に子供とキャッチボールしていて電話が鳴るなんてこともしょっちゅう。そんなときは子供も一緒に連れてゴミ屋敷 東京 往診に行きます。これは父親の仕事を見せる社会勉強のひとつ。今どき人の家に上げてもらえる機会は少ないでしょ。暖かい家、冷たい家、お金はあるけど家族がギクシャクしている家。いろんな暮らしぶりを肌で感じることができます」かくいう島田氏自身も複雑な家庭環境で育った。小学生のときに両親が離婚。父親は衆議院議員の亀井静香氏だ。10年にわたって父子の絆が途絶えた後に再会。今では2か月に1回は会食する関係だという。