生涯自分の歯でいるための歯科日記 -2ページ目

生涯自分の歯でいるための歯科日記

自分の歯はセルフケアで生涯大事にしたい!

八重歯がチャームポイントだった昭和時代は歯並びにこだわる人は少なく、歯列矯正する人も限られていました。
その後、欧米並みに虫歯の有無だけでなく歯並びの美しさや理想的な噛み合わせを目指す人が増え、成人になってから矯正治療を受けることも珍しくなくなりました。

適切な治療を受けることで成人後でも十分な効果を得ることができますが、子どもとの大きな違いは既に顎の骨が強固になっていることです。
骨の成長が止まっているので、歯の大きさとのバランスで抜歯が必要になることもあります。
健康な歯を抜くことは誰しも抵抗があるでしょうが、顎の大きさが決まっている以上、出っ歯やガムスマイルを避けるためには致し方無い場合もあります。

装具に関しては、すでに仕事に就いている場合、職種によっては歯の裏側に装着する方法が目立たないので勧められることが多いです。
ただ、裏側からの矯正は価格が高いことと歯磨きがしづらいという難点もあります。

特に成人の場合は、子どものように親が歯磨きチェックをすることが無いので、デンタルミラーなどを使って徹底的な自己管理が必要になります。
元々の歯列から歯を移動させる過程では違和感や痛みが出ることがあり、ついつい億劫になり歯磨きを怠りがちになると虫歯になり、最終的に差し歯という事態になることさえあります。
折角治療を受けているのに虫歯になってしまっては本末転倒です。
仕事の関係で食後すぐに歯磨きが出来ない場合には、うがいだけでもして口中の衛生に気をつけましょう。

装具は口の中にとっては異物ですから慣れるまでに時間がかかり、子どもよりは成人の方が順応するまで長くかかることもありますが、必ず慣れます。

昨今は矯正専門の歯科医院も増え、どこを選んだら良いのか迷う方も多いと思います。

一般的な歯列矯正は健康保険の適用がありませんから価格も支払い方法も様々です。
また、治療方針も「短期間で一気に」「長期間で徐々に」など医師、患者双方の希望によります。

いずれにしても最も大切なのは医師との信頼関係で、1.2度の通院で済むことではありませんのでクリニック選びに迷ったら数軒で相談してみるのがお勧めです。

相談は無料~数万円までクリニックによって差がありますが、レントゲン撮影をした上での相談の場合は有料となることがほとんどです。

治療は矯正装具を装着して終わりではなく、その後の調整、管理が必要です。
有職者の場合は、通いやすさや診察時間なども重要なチェックポイントになります。

歯並びが注目される現在、しっかり納得して最良の治療を受ければコンプレックスも解消されます。