神谷貴行さんの除籍・解雇について
説明会の後半は、神谷貴行さんの除籍・解雇について議論されました。
詳細は松竹さんのユーチューブで紹介されているので、それをご覧ください。
www.youtube.com/live/WUkTOgQio8o
そこで出された意見について、いくつか紹介すると、
〇福岡県委員会は、神谷さんが規約に違反したとして、処分するかどうかを決めるための調査と、権利制限を行ったはずだ。しかし最終的には規約第11条による「除籍」とした。これは規約違反の処分とは全く別のものである。県委員会はいつ手続きを変更したのか、何も説明していない。
〇「除籍」は、従来、1年以上党活動に加わらず、かつ1年以上党費を納めない党員で、転居などによって所在も連絡先もわからなくなったり、自分から離党届を出さなかった党員に適用していたもので、今回の神谷さんの事例には当てはまらない。
〇県委員会は「調査」の名目で、県委員会の三役5人が神谷さんに自己批判を強要し、精神不調で通院しているのでやめるように求めたが無視され、査問が続行された。また仕事を全て取り上げられ、他の党員・同僚との関係を断たれた。これは明白なパワハラだ。
〇神谷さんは県委員会から解雇されたが、これは雇用契約ではないのか。解雇理由に当てはまるのか。
驚くような事例が次々と
質疑の中では、参加者から質問や、自分が体験した事例などが数多く出されました。特に驚くような事例について、いくつか紹介します。
〇共産党の幹部に質問した。
・「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない。」という規定は、党外だけでなく、党内でも適用される。支部会議でも同様である。発表する場合は、幹部の了承を得て行う。
党の決定に反する意見を発表できるのは、党大会の準備期間、大会決議案が発表されてから党大会までの期間だけだ。
党の方針に反対している党員は、地区委員に推薦できない。⇒「意見が違うことによって、組織的な排除をおこなってはならない」という規約に反するのでは?⇒反しない。根拠は答えない。
〇志位議長の本の普及が党の運動方針に組み入れられている。地区委員会に対して、300部とか500部とか買い取るように指導されている。
〇党の中央委員会に、松竹さんの除名の決定は、京都の党組織が決めたことなので、他の県の党員は決定に縛られないのではと聞いたら、全国の党員が決定に従わなければならないと言われた。
〇元赤旗の記者の方
ある問題で、中央委員会に来いと言われた。その直前に、先輩記者が呼び出され、分派活動の疑いで、幹部10人に囲まれて2~3時間査問された。先輩は何日間も眠ることができず、精神に異常をきたした。これはパワハラだ。
私は調査に応じないと回答したら、半年後に除籍された。
共産党本部前のスタンディング
9月2日の共産党本部前は、大変な状況になっていたようです。
松竹さんの除名、神谷さんの除籍・解雇に反対し、共産党内部のパワハラ・セクハラに抗議して、プラカードを掲げてスタンディングする人が、5~6人も現れたようです。SNSでの呼びかけに応えて参加した人もいたようですが、ほとんどは自分一人の意志で来たようです。
twitter.com/charliekakkoii/status/1830597575692710333
twitter.com/bin3tw/status/1830419380402037192
twitter.com/monachan_222
twitter.com/monachan_222/status/1830955356538970602