ここのところ体調がすぐれなかったこともあり、このブログを書く気力が減退している感じです。

 まあ、そういわずに、思うことがあったら、気軽に書いて、無理せずに続けようと考え直しています。

 

 東京都知事選挙は6月20日告示、7月7日投票で実施されます。

 

 5月27日、立憲民主党、共産党など6野党と、「革新都政をつくる会」など各分野の市民団体がとりくみをすすめてきた「候補者選定委員会」が開催され、蓮舫・立憲民主党参議院議員を都知事候補として擁立することを決定しました。

 東京都政を都民の手に取り戻すための画期的な到達点であり、私も素直に拍手したいと思います。

 

 私は、国政選挙で野党が共闘し、統一候補を立てて闘うことは、現時点では否定的です。しかしそれは、市民と野党が共闘すること全般を否定するものではありません。

 

 ひとつは、原発再稼働反対、辺野古への米軍基地移設反対など、特定の課題について、一致する団体・個人が共闘組織をつくったり、共同行動をすることです。以前は「一点共闘」などとも言いましたが、そういう共闘が、国民的な規模での運動に発展していく土台をつくれると思います。

 

 もう一つは、自治体首長選挙での共闘です。自治体は住民に身近な問題を解決することが中心なので、国政レベルの政策では一致できない政党・組織でも、一緒に統一候補を擁立できる可能性を持っています。

 

 まあ、70年代に、美濃部都政を筆頭に、次々に革新自治体が誕生した経験を持っている身としては、東京都政を転換できるかもしれない、絶好のチャンスに直面したら、ワクワクが止まらない、というのが率直な気持ちです。