2月15日、上記の会が2度目の記者会見を行いました。

 報道によると、今回の参加者は11名、現役の共産党員9名、除籍された人1名、離党した人1名だそうです。

 彼らの勇気には、本当に感動します。

 残念ながら会見の内容はまだ入手していませんが、今回は大会の結語での、田村副委員長の大山代議員に対する発言が、パワハラだという指摘を中心に、共産党内でパワハラやセクハラが横行していることを告発する内容が多く出されたということです。

 記者会見の内容が入手できれば、またコメントしたいと思います。

 

 しんぶん赤旗は前回の会見も今回も、完全に無視していますが、現役の共産党員の記者会見をおとがめなしとするはずはなく、会見した人の氏名と所属支部を割り出す調査を必死にやっていると思います。

 

 共産党の党大会が終わってから1か月たちましたが、共産党に対する批判は止むことなく続いています。

 松竹氏も、3月には裁判を起こすと、準備を進めているようです。

 

 私のこのブログも、大会が終わったら終了しようかと思っていたのですが、もう少し続けようかと思います。

 

 今頃になってふと思ったことを書きます。

 

 2月6日の都道府県委員長会議の、田村委員長の問題提起で、党大会に向けた「大運動」の到達点について、「入党の働きかけを行った支部は47.4%、入党者を迎えた支部は17.2%」と報告されました。

 

 党中央は、党の運営は民主的に行われ、党員の発言の自由も保障していると繰り返し述べています。

 党大会と、それに向けた各レベルの会議が、本当に民主的に行われていれば、党大会代議員の53%は「大運動の期間中に、入党の働きかけを行わなかった、行えなかった支部」から選出され、党大会の発言もそうした支部からの発言になったはずです。入党の働きかけを行わなかった、行えなかった支部の実情は様々だと思いますが、それらの実情が大会で赤裸々に明らかになれば、そうした全国の支部の抱えている苦衷が全党の共通の認識になり、そこからどう脱却していくのかの真剣な検討と議論が起こったと思います。

 

 しかし党大会代議員に選出された人々は、中央、地方の幹部党員や大運動期間中に成果を上げた組織の代表ばかりで、「頑張りました」「これから頑張ります」という発言だけでシャンシャン大会を終えてしまいました。

 

 そして都道府県委員長会議では、2月の目標として「全国で少なくとも1万人以上に働きかけ、1千人以上の入党者を迎える必要があります。これは1月のとりくみの約3倍~4倍のとりくみが必要となる」などという、到底達成できない目標をノー天気に提起して恥じない、という、1ミリも変化しようとしない党中央の姿勢が示されたのです。