脚本秘話 episodeⅣ | 羽仁修のブログ

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脚本家・羽仁修の暇つぶし的ブログです。

『ちょっと行ってきます、宇宙へ。』


総評すると、


参加できて本当に良かったと言う事に尽きます。



スプートニクのメンバーも素敵な人達だったし、

スタッフも素晴らしい人達ばかりで

僕の書いた脚本が、この人達によって上演された事を嬉しく思います。


また僕自身もとても勉強になりました。

人に見てもらう事によって学ぶ事はたくさんあります。

今回も例外ではありません。

伏線の張り方が甘かったなとか、

こっちの台詞のが良かったなとか、

ここにこのシーンを挟めば良かったなとか、

思うところは多々あります。


これは僕の財産として

次の作品に活かしたいと思います。


隕石群 



で、最後に余談です・・・


佐々木の持ち込んだペットの亀は、

実は最初は犬か猫にしようと思っていました。

でも、鳴き声も出さず、ほとんど動かないペットの方が

何かと都合が良いということで亀にしました。

なので銃弾を防ぐというのは後付です。


ちなみに佐々木は僕の一番好きなキャラクターです。

本当は宇宙遊泳ばかりしていて

船内にはほとんどいないという設定だったんですが

書いているうちにどんどん伸びていってしまい、

出番もセリフも膨大になってしまいました。


あと、メイサのウィンチ操作のセリフの

普通の人はガシャン、ガシャン、ガシャンなんですが、

 僕のは(発音を変えて)ガシャン、ガシャン、ガシャンなんです!!

は福沢君のアドリブです。

台本では『ウィンチ操作とかはまずますだったんですよ!』だけでした。


これには僕も笑わせてもらいました。

伏線としてもより機能してたし、勉強させてもらいました。


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アドリブと言えば、キャプテンの寝言も当然アドリブです。

台本には、ト書きで『寝言を発する』しか書いていません。

それを蛍の墓で来るとは・・


「せつこ、それドロップちゃう、おはじきや!」


ナイス吉岡君!!



他にもたくさんありますが、もう載せきれません。

だいぶ長くなってしまいましたし。


あっ! でも、これだけは言っておきたい。

キャプテンの区民税のくだりは僕の実話です!!

延滞料にムカついて2年も払ってませんでした。

この脚本を書き終えてからすぐ払いに行きました。


ふぅ~ すっきりした。

ということで、終わりたいと思います。

際限がないですからね。


この作品に関わってくれたすべての方に

お礼を言いたいと思います。




本当にありがとうございました。