なんてこった。
さすが田舎だ。
夜になると虫さんたちが普通に出て来やがる。
巨大ムカデ、コオロギ、蜘蛛‥‥
出会うたびに鳥肌を立ててビクつくいてしまう。
言っておくが僕は中学生の時、生物の授業中に生き物図鑑のカエルを見て
『うわぁっ!!』と悲鳴を上げた事がある程のチキン野郎だ。
その時は『ちっ、静電気か!』と誤魔化したが‥
そんな僕が、夜の虫たちと対等に渡り合えるわけがない。
時期が早すぎた。
里帰りは虫のいなくなる冬にするべきだった。
さっきも、ベットの横の壁を蜘蛛さんが行ったり来たりしていた。
今はどこかに身を潜めている。
出来る事なら、脅かしっこはなしにしよーぜと協定を結びたいところだ。
ふぅ‥‥
東京に戻るとしよう。