外国人の子どもたち | はにお式 充実ライフ♪

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theme:外国人の子どもたちに対して

前にも書いたと思うけど

日本に住む外国人の子たちを日本の労働者として

共生していけるように頑張っていこうという文科省の方針だけど

世の中は全然そんな風になっていない 

 

その子たちを日本に定住させ 一緒に働いていくためには

やはり お互いの文化について理解しようという気持ちがいるし 

すべて日本化しようなんていうのは間違っていると思う

 

昨日、ネパールの子たちを「 態度が悪いわね 」とある先生が言っていた

でも文化の違いで

向こうではポケットに手を突っ込むことなんか普通なのかもしれない 

肘をついたりあるいは 姿勢が悪かったりするのも 

日本では良くないとされているけれど 

向こうの学校ではどうかわからない 

もちろん 注意することは必要だけれど 

目くじらたててそれをやる必要はないと思う

 

その先生は

「日本に来て最初の数ヶ月は ブーストかけて頑張って 日本語 覚えてほしい」

と言っていたけど

あの子たちは 留学生ではない 

自分の意志で日本に来たわけじゃない 

親に連れてこられただけだ 

気持ちの中で日本語を頑張って行こうと素直に思える子もいるし 

そうじゃなくてどうしてこんなところに来たんだと思っている子もいる 

 

全くわからない言語の中での彼らのストレスは相当なものだと思う

自分の気持ちが前向きじゃないのに 

今頑張らなきゃとお尻を叩くのは間違っている

 

しかも 相手は中学生だ 

自分の将来のことも自分でそろそろ 考えなくちゃいけない時期に来ている 

それをどうして日本語を覚えようとしないの?!

という風に頑張らせるのは良くない 

 

大事なことはあの子たちが日本で幸せに暮らす方法を見つけることだ 

そのために 日本語を習得することが必要だから教えている 

ただ 日本語を勉強することが

彼らにとって負担が大きすぎてどうしようもないのだったら 

遊びながらでも楽しみながらでも日本語にちょっとでも接し 

意味がわかるようにちょっとでも読めるようにさせていくことが

私の仕事だと思っている

 

    

これを他の先生と共有していく場面はなかなかないけどね