どんな色眼鏡を掛けて人＝世界＝自分をみていますか？
以前の私は「哀れみ」「同情」＝ 諦め でした。
相手への「哀れみ」は 依存を呼び寄せ 期待させ 怒りを産み 失望し合い・・・・ 結局は 自分か相手が先に苦しくなって逃げ出していくという事の繰り返し。
光の啓示体験をする前の私は、まさにサイキックバンパイア＝依存・寄生しようとしてくる人たちから逃げ続ける生活でした。
人は映し鏡。 周りの人は自分の一部を持っているといいます。
影の相性＝哀れみ・思い残し を映し出してくれる役の人。
光の相性＝希望・尊厳 を映し出してくれる役の人。
自分が自身に何を見ているか？世界をどう感じているか？によって無意識ながらに光と闇、どちらかの人間関係を選択して呼び込んでいます。
わたしは虐待や様々な体験をしてきた。
決して幸せとは程遠いサバイバーな人生だったし生きて成人できたのは奇跡だったかもしれない。
でも私は「可哀想」と言われるのは嫌だった。
私は自分に尊厳を感じていたし、グレたりして現実逃避する事もなくまっすぐにチャレンジし続けてきた自分が好きだし誇りにも思っていた。多くの経験を乗り越えて今の自分が在ると感じていた・・・・だけれども、常に心の底には根雪のように深く心凍るような孤独と寂しさがあった。
小さい頃から「わかる」私には大人の事情も感情も全てが見通せていた。「わかる」ことで自己保全の機能を手放し、相手に同化した。心の底には親や周りへの「深すぎる哀れみ」があった。
哀れみは 相手に依存させ 尊大にさせていく栄養だった。
哀れみは 許しに見返りを求める自分を産んだ。
哀れみは 自己への哀れみを産んでいた。
真の動機＝哀れみ＝諦め
は、自分自身が抱えているものが大きすぎて幸せに慣れっこない存在だと思っていること。
もしくは 多大な何かを提供して 全ての人に認知を得るまでは、幸せになるべきではない存在だと思っていること。
他に「怒り」や「軽蔑」などの攻撃的な動機で「現実逃避」「責任転嫁」「争い」「権力」「差別＝侮蔑」などを呼び寄せている人が世の中には沢山居るのを感じる。
いくら言葉で愛を求めても、真の動機が「愛」でならば本当の愛とは繫がれないし幸せにはなれない。 そのことを身をもって知ったのは今年のこと。
色々な昇華が続いて光とつながり、物事の感じ方が変わってきた。何も変わらなくても「いま、自分が愛されている。多くの愛を受け取っている。この世の中は完璧で素晴らしい」ことを感じることが出来るようになった。
セッションの場や日記で何ども繰り返してきた言葉「あなたの真の動機は何ですか？」
わたしは繰り返し自身の動機を内省し続けてきた。
だから相手の真の動機も分るようになった。
それは透視や予知などの超感覚とはまったく別のもの。
経験と理解による 人間力。 大きな判断基準になっている。
それが今の自分の人間関係や仕事に役に立っている。
リアルな世界があってこその精神＝スピリチュアル。
最近のスピブームにより安易な現実逃避の場になっている事に心配を感じる。
追記
こんなこと書いている私自身が、感情の開放が始まったばかりで、２極性のなかで揺れまくり！でいます。
どろどろと人間臭い部分がでてきて戸惑いつつ、それも本当の自分なのに恥に思ったりして、まだまだ理性が優勢な状態なんです。
開放を始めると一時は抑圧していた感情がドカン！とでてしまってコントロールできなかったり、そんな私にビックリして（当然なんですけど、扱いを持て余して）周りが引いてしまうかもしれない・・・というか、今までにも何度か挑戦しては周りに引かれ、引っ込めてしまい、余計に物分りがよくて良いこの仮面が本来の自分にとって代わって生きました。
抑圧・制御グセが強まるたびに、どんどん本来の自分と離れて行きました。
そんな繰り返しで、「即席良い子」な私が出来上がってしまいました。 良いこの自分も好きです。ですが、行き過ぎて、ちっとも自分を省みない、殉教者的な、自己犠牲的な、自分はもう嫌だと思うようになりました。変わりたいと思ったんです。
いままで怖れていたもの、それは周りの反応と未知の自分。
でも周りの反応を怖れていては何も出来ないと気がついたんですね。
「相手や周りが自分をどう思おうと構わない！何を言われても気にしない！ いまは乱高下でも正直な自分なんだから仕方がない。本来の自分に納まるまで、ふり幅の大きい自分、矛盾も、２極性も、ありのまま出そう！周りが私を持て余して誰もいなくなっても仕方が無いし、それでも今は好い。」
くらいの開き直りと気合が必要でした。
そう思っても、条件反射的に良い子グセが出ちゃって、３歩進んで２歩下がる・・・そんな毎日です。
*＾＾*恥ずかしい そんな揺れ揺れの生身の私です。