※この日記では個人的な体験と不愉快な感情等についても素直に書いています
読まれる方は自己判断くださるよえにお願いします
先日、幼児期の虐待の記憶が戻って分かったこと
私は長年の間母の事を運の無い可哀想な人、非力な人だと思っていました
私が虐待を受ける場には母は居なかったと思い込んでいて、裸にされて煙草の痕を見られている場面以外には虐待を受けたときには母の記憶も印象もなかった
だけど母はいつも居たんです
まるで私が透明人間かの様に何をされても見えない、聞こえない…何も起こっていない振りをしてやり過ごしていたんです
虐待のあとにも介抱したり優しい言葉をかけてくれることはありませんでした
私のことは見えないように振る舞っていました
後に母が再婚した相手は元警務官の頑固なおじいさんでした
二十歳そこそこの私を知人の店に連れていき『新しいボトルを入れないと顔が立たない』と無理矢理お酒を飲ませ、再婚相手が胸を触ってきたのも気が付かない振りをしていました
私が大声を出して怒鳴ると初めて気が付いたかのような振りをして一応は注意をする
その繰り返し…
それでも母への恋しさは募るばかりだった
だけれど小さい頃に車のトランクに閉じ込められた時の詳細な記憶が戻ってからの母への気持はガラリと変わった
『私はいけにえじゃない』
『お母さんの身代わりに成るために産まれて来たんじゃない』
『普通の母親の様に安全と心地好さを与えて欲しい』
という想いと、私のことを見てみぬ振りをしていたことに対する怒りの感情が沸き上がった
母への怒り、安全欲求、認知欲求…父性への憧れ…色々なものが浮彫りになってきてた