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好きだ。

 

桜の木の下で、出会った男の子。

あたしのとって、彼は・・・。

 

「色」

「幸輔くん」

 

あたしたちはただの友達。

でも、あたしからしたら幸輔くんは唯一かっこいいと思える男の子。

あたしの初恋。

 

「あのさ、色・・・」

「色!」

「真央」

 

幼馴染の真央。

真央は男の子、昔からあたしと仲良くしてくれる。

 

「あのさ、色」

「なぁに?」

「俺と付き合ってくんねぇ?」

 

・・・え?

あたしが、真央と?

 

「色、付き合うの?」

「幸輔くん・・・」

「・・・おめでとっ」

 

・・・幸輔くんはあたしが真央と付き合っていいんだ。

 

「真央・・付きあおっか」

「まじ?やったー」

 

もう、幸輔くんのこと、忘れよう。

きっと、幸輔くんに告白したって振られるだけだ。

悲しいよ・・・。

 

「いーろぉ、真央君と付き合うんだってー?」

「のん・・。うん」

「幸輔のことどーすんの?」

「幸輔くんに笑顔で『おめでとう』って言われちゃった」

「色」

 

 

放課後になった。

幸輔くん、お昼こなかったなぁ。

真央に遠慮したのかな。

 

うっ、、、うっ・・・。

悲しい。

 

「幸輔くんっ」

「・・・色っ」

 

え?

、、、真央。

 

「幸輔のこと好きなんだろ?」

「・・なんで?のんにしか言ってないのに・・・」

「見てたらわかるよ。ってゆーか、俺・・望海(のん)の事好きだし」

「え?・・・えー!のんの事好きなんだ。多分、のんの真央のこと・・・」

「な、あいつのとこいってきたら?」

「うん」

 

早くいかなきゃ。

てか、のん、真央、お幸せに。

 

「色」

「幸輔くん」

 

幸輔くん、今の話聞いてた?

 

「あのね・・・」

 

「好きだ!」

 

・・・え。

 

「付き合ってくれませんか?」

「・・・はいっ」

 

 

おまけ。

 

「望海!・・って泣いてんの?」

「色は?」

「俺、望海が好きなんだ」

「・・・っ。私も好き」

 

 

END・・・