おはようございます。
昨日のㄹパッチムの発音の話の続きです。
ㄹパッチムがらみで気になるケースがもうちょっとあります。
ケース③
ㄹ語幹用言+(으)면とㄷ変則用言+(으)면の区別が曖昧。
걸다(掛ける)+(으)면は으が入らず걸면
걷다(歩く)+(으)면は으が入るので걸으면
ですよね。
これを両方とも[걸으면]とこんなイメージで発音されるケースがとても多いです。どちらも弱い[으]が入るわけです。文脈である程度判断できることも多いかもしれませんが、聞いていてわかりづらいです。
同じパターンには들다(持つ)と듣다(聞く)もありますね。
基本形と活用後の文字の並びをしっかり頭に入れておいて、「으」が入る場合と入らない場合を比べながら練習しましょう。
ケース④
ㄹ語幹用言の해요体と르変則用言の해요体の区別が曖昧。
笛を吹く、風が吹くの「吹く」は불다(ㄹ語幹)
名前を呼ぶ、歌を歌うの「呼ぶ」「歌う」は부르다(르変則)
ヘヨ体にすると
불다 ⇒ 불어요[부러요]
부르다 ⇒ 불러요[불러요]
르変の方のㄹパッチムが不十分になりがちです。
これはㄹパッチムの発音力もさることながら、変則活用のルールや単語の基本形をしっかり理解していないために曖昧に発音しがちなんだと思います。
このケース③④ですが、私自身が留学中、変則活用の理解が不十分だったため自信を持って話せなかった部分でもあります。
逆に言うと、きちんと整理したら堂々と話せるようになった部分というわけです。
基本知識を整理・理解した上で、あるものは出す、無いものは出さない!を意識して練習しましょう。
こんな例文での練習はいかがでしょうか?
전화를 걸면서 길을 걸으면 위험하지 않아요?
電話を掛けながら道を歩くと危なくないですか?
선배님은 플루트를 불어요. 저는 노래를 불러요.
先輩はフルートを吹きます。私は歌を歌います。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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