概要

お好み焼き検定は、にっぽんお好み焼き検定協会が実施する民間の資格試験。

毎年11月に実施されており、東京、大阪で受験することができます。

 

この資格試験はマイナーではありますが、豪華なお土産が貰えるということで資格マニアの間ではそこそこ有名です。

手軽に受けられてお土産まで貰えるならいいなと思い、私も受けてみることにしました。

 

試験は初級と上級の2種類がありますが、上級は初級合格者しか受けられません。

とりあえず今回は初級に挑戦です。

 

対策

出願を済ませると出題のポイントがまとめられた「要点集」がダウンロードできるようになります。

表紙も入れて21頁なのでそこまでボリュームはないものの、全国のご当地お好み焼きの名称や、ソースやチーズの歴史など、結構細かいことまで触れられています。

過去問は非公開なのでどこまで覚えるべきなのか不明でしたが、合格率は例年9割近いようなので、そこまで細かいところまで暗記しなくても大丈夫なのかな?

 

試験当日まで要点集を5周くらい読み回しました。総勉強時間は2時間ほど。

これで多分受かるとは思いますが…


受験(2021.11.14)

東京会場は日清製粉グループ本社。

1階で受付を済ませ、エレベーターで会場の会議室へ。

各席には問題用紙などが入った封筒と、お土産が入った紙袋が置かれており、席は自由でした。

 

定刻になり、試験開始。

試験は受験票に記載されていた通り、全50問(出題形式:選択or穴埋め問題と一部記述問題)でした。

問題は殆どが3択で難なく解けたのですが、記述は殆ど分かりませんでした…

それでも8割くらいは取れたかなという感触。

30分ほどで解き終え、アンケートに答えて途中退室しました。

 

さて、気になるのがお土産です。

家に帰って中身を広げてみると…これは豪華!

お好み焼き粉、あおさ、天かす、鰹節、ソースなど、お好み焼きの材料がメインです。

初級の受験料は3,300円ですが、お土産だけで元が取れてしまいますね。

ちなみに余談ですが、過去の合格者がお土産の中身をブログ等で紹介したりしているのを見ると、どうやらお土産は年々豪華になってきている気がします。

 

合格発表

試験から2週間ほど経ち、にっぽんお好み焼き検定協会の公式HPで合格者の受験番号が掲載されます。

私は無事に合格していました。

合格者の受験番号の抜け具合を見ると、初級の合格率は約9割でした。

 

12月下旬になり、合格証が届きました。

名刺サイズのプラスチックタイプで、可愛らしいデザインです。

 

感想

これまでお好み焼きの歴史や材料、焼き方について学んだことはなかったので、勉強内容は新鮮で面白かったです。

お好み焼きを上手に焼く知識は身についたので、あとは実践あるのみですね。

お土産で頂いた材料をもとに、自宅のホットプレートで作ってみたいと思います。

 

今後受験される方へのアドバイスとしては、

・出題は殆どが3択問題だが、一部記号選択と記述問題あり。

・「お好み焼き憲章十ケ条」は特に暗記必須。

・問題は全て要点集の中から出されるが、結構細かい問題(重箱系)も出題される。

・それでも初級の合格率は9割なので、あまり気負わなくてOK。

…こんなところでしょうか。

 

初級に合格したので、上級の受験資格が得られました。

早ければ来年にも受けたいですが、同日実施の行政書士も早くカタを付けたいところでして…

でも、いずれは上級に挑戦したいと思います。