概要

メンタルヘルス・マネジメント検定は、大阪商工会議所(大商)が実施する民間の検定試験。

働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得することを目的としています。(公式HPより)

試験は年2回、3月と11月に実施されます。

 

Ⅰ種(マスターコース)、Ⅱ種(ラインケアコース)、Ⅲ種(セルフケアコース)に分かれており、どのコースも受験資格は不要です。

 

Ⅱ種までは選択式ですが、Ⅰ種はそれに加えて論述式の問題があります。

そのため、今回は受験者が最も多くオーソドックスなⅡ種を受けることにしました。

やはり論述式は敷居が高いですからね…

 

対策

大商が公式のテキストと問題集を出していますが、2冊買うと5,000円以上かかります。

もう少し安く済ませられないかと思っていたところ、書店で良さそうな本を発見。

それが翔泳社の「メンタルヘルス・マネジメント検定 Ⅱ種 Ⅲ種 テキスト&問題集」。

表紙に犬のイラストが描かれており「犬本」とも呼ばれているようです。

価格は2,000円でした。

 

基本1つのテーマが見開き2ページに収められており、問題も十分収録されています。

アマゾンでのレビューも良かったので、この1冊で試験に挑むことにしました。

 

前半のテキスト部を2周したところで試験日到来。

なかなか時間が取れず後半の模擬問題までは手が回りませんでした。

まあ、ここ最近のⅡ種の合格率は約70%と高めなので、普通に受かるでしょう。


受験(2019.03.17)

2019年2つ目の資格試験になります。

会場は千葉市稲毛区の千葉経済大学。

毒物劇物取扱者や保育士の筆記試験で何度も来ているところです。

今回で7,8回目くらい?

 

10時になり、試験員から諸注意を聞かされた後、試験開始です。

試験は4択のマークシート式で、2時間で50問解きます。

50問中35問(70%)取れていれば合格です。

 

問題演習が全く出来なかったこともあり序盤から苦戦してしまいました。

「2択までは絞れるけど、そこから先が絞れない…」

そんな問題が多かった気がします。

 

70分ほどで解き終え、ざっと見直して途中退室しました。

はっきり言って手応えは微妙…

合否の可能性は半々といったところでしょうか。

 

自己採点

試験当日の夕方にリカレントメンタルヘルススクールが解答速報を出してくれます。

自己採点してみると70点。合格点ジャストでした。

そこそこ信用できる解答速報らしいので、マークミスが無いことを祈って合格発表日を待ちます。

 

合否発表

試験から1か月半ほどで封筒で結果が届きました。

開けてみると…

無事に合格でした。

カードタイプの合格証書です。

得点も記載されており、自己採点より2点高い72点でした。

 

ちなみに今回のⅡ種の合格率は48.7%でした。

例年より若干難しい回だったようです。

 

感想

勉強不足ではあったものの、何とか一発合格できました。

私は犬本1冊で行けましたが、確実に合格したいのであれば過去問にも取り組んだ方がいいと思います。

 

勉強を通じて学ぶことが試験でした。

衛生管理者の資格を取ったときに労働衛生について学びましたが、メンヘルの勉強のおかげで少し知識が補強された気がします。

 

今後は自分がメンタル不調に陥らないように気を付けるとともに、いずれ部下ができた時にメンタル面でのサポートができるように頑張りたいと思います。